天才を育てる知育玩具「Cuboro(キュボロ)」

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天才棋士 藤井聡太を育てた知育玩具

今回は天才を育てる知育玩具として有名なキュボロについてご紹介します

将棋の圧倒的な強さで5冠を達成した藤井聡太さん(2022年11月5日時点)が3歳の頃から親しんでいたというキュボロ。その天才的な頭脳を育んだ知育玩具として世間から注目を集めました。

キュボロはスイス製の玩具で、積み木を繋ぎあわせビー玉を転がして遊ぶ玩具です

単純な玩具と捉えがちですが、立体的に積み木を配置することで様々な組み合わせを実現します。

お値段なんとスタンダードで4万円弱!
大変高価な玩具なので、おいそれと手を出せるものではないですが、教育に携わる者としてその有効性を確かめずにはいられませんでした。
幼児教育としてどれだけ有効なのか、その実態を解き明かしていきたいと思います。

キュボロの中身は?

箱を開けてみると、ぎっしり木製の積み木が敷き詰められていました。
思っていたより大きいですね。

中には説明書、というか商品の紹介が入っていました。

今回購入したのは、スタンダードでしたが、他にもベーシックなど拡張性のある商品がキュボロにはあります。

やっていくともっと欲しくなると聞きますが、いくつも揃えるとなると十数万円はしそうですので、ちょっと尻込みしてしまいますね笑

中にはこんな積み木が入っていました。

ビー玉を積み木の溝に走らしたり、中の穴を通したりするなど立体的に組み上げることがキュボロならできるようです。

さて、かつて少年少女囲碁大会の新潟県選抜で準決勝まで行った私の実力を見せるときが来ましたね。(あと1勝で全国代表なのに半目負けで敗退)
第二の藤井聡太となるときが来たようです。

組んでみました。
さて、どんなもんでしょう。
ま、私の計算に狂いがあるはずがありませんが(クイッ

ん?
なんかおかしなところからビー玉出なかったか?
もう一度・・・

え?


・・・まじ?

(結論)藤井聡太はやはり天才だった

ちょっと、これ難しいですよ!!笑
しかし、改良を加えればなんとかなるか・・・?

よし!
なんとかうまく行った!

しかし、藤井聡太さんが3歳からこのキュボロを極めていたというから驚きです。

限られた積み木で効率的にビー玉を走らせるには、まだまだ改良の余地がありそうです。

見た目もカラフルで楽しいですね。

藤井聡太さんはモンテッソーリ教育で育てられたことも有名ですが、モンテッソーリはカラフルな玩具をよく使いますので、キュボロもその1つなのでしょうか?

知育玩具としての評価

おすすめ度:☆☆☆☆☆

文句なしで☆5です!!
あくまで私見ですが、以下の教育効果が得られると思います。

期待できる効果:空間把握能力の向上、論理的思考、物理法則の感覚的理解

空間把握能力が育つ!!

まず立体的に遊べる玩具ですので、空間把握能力が向上します。

これは中学受験や高校受験の図形はもちろん、大学受験で空間ベクトルを感覚的に理解できるようになります。

男の子は脳の構造上立体に強く、女の子は平面に強い傾向があります。

いずれにしろ空間把握能力は必要な能力になります。

頭の中で図形をくるくる回せるようになると完璧ですのでそれを目指して自分の空間把握能力を鍛えてみるのもいいですね。

論理的思考力が育つ!!

AとBを繋げた場合、Cという結果が導き出せる。

この工程を繰り返すのがキュボロです。

論理破綻していると最後までビー玉が転がってくれることはありません。

自然と論理的思考力を鍛えてくる特徴がキュボロにはあります。

似たような玩具が公文式さんから出ていますので、こちらもおすすめです。

物理法則の感覚的理解が育つ!!

私がキュボロを見た時に最初に感じた感想は、プラレールとよく似ている、でした。

プラレールも立体的に道を繋ぎあわせ、三次元で作品を作ることが求められます。

しかし、次の1点においてはキュボロの方が優位であると言えます。

それは、「物理法則」に従ってビー玉が転がるということです。

例えば、傾斜のない道を繋げた場合、プラレールならモーターを動力として走ることができますが、ビー玉は途中で止まってしまいます。

これは「動摩擦力」が働いているためです。なので、動摩擦力で止まらないため、位置エネルギーを利用し、初速と加速を生み出すことが求められるのです。

また高いところからビー玉が穴を飛び出すのは、放物運動です。着地点を考えなければコースアウトしてしまいます。

上手に高低差を利用し、最後までビー玉をゴールに繋げる必要があります。

そういった難解さを自然と、かつ直感的に理解できるようになるのがキュボロのすごいところだと思います。

もちろん、プラレールは電車への興味関心から、電力、モーターの関心や、駅から地理への関心など「アインシュタインのコンパス」になる長所もあります。
優劣は付けられませんが、この木の温かみを感じる玩具は様々な恩恵を子どもたちに届けてくれる気がします。

ちょっと高価ですが、大切な家族への贈り物として良さそうです。

今回は天才を育てる知育玩具「キュボロ」のご紹介でした。

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