英語できる人できない人の違い①

成績アップの極意

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前回の記事に続き英語についてお話ししていきたいと思います。

日本人は英語ができない

そんな言葉を聞いたことはありませんか?

かつて日本の首相がアメリカ大統領との電話で「How are you?(元気ですか?)」と聞いたつもりが「Who are you?(あなた誰?)」と聞こえてしまったなんて逸話があります。

また国際的な場で日本の高官が英語でスピーチをしてひどく恥をかいたなどという話もあります。

日本人は英語ができない、その半分はウソで、半分は本当です。

まずあなたが街を歩いていて、見知らぬ外国人に話しかけられたとしましょう。

外国人のにこやかに微笑みながら繰り出される英語はあなたの理解が追いつく前に次の言葉がきて、あなたは完全にあがってしまいます。
その様子を見た外国人は、口元だけ笑みをつくりため息をつきながら「OK, Thank you」と英語を話せないあなたを気遣いその場から離れます。

これは日本中でよくある光景です。
私自身、外国人に話しかけられて自分で納得できる返しができたことは数えるほどしかありません。
もちろん、日頃より英会話を嗜み、海外旅行が趣味という方は例外だと思います。
耳が慣れているので、相手が言っている言葉の意味を瞬時に理解し、流暢な英語で返すことができるあなたは周囲の羨望の的でしょう。
しかし、その様な人は全体の少数です。

では、なぜ日本人は英語が話せない人が多いのでしょう?
それは日本の入試制度に理由があります。

日本の入試英語は大きく分けて
読む(reading)書く(writting)の2技能が重視されるからです。

残りの2技能、話す(speaking)と聞く(listening)は比重が小さいのです。

センター試験を受ける方なら聞く(listening)の勉強をされた方が多いと思いますが、センター試験250点のうち、50点が聞く(listening)で残り200点は読む(reading)と書く(writting)です。
二次試験に至っては聞く話すは全くないところがほとんどです。

要領の良い学生ならどこを重視して勉強すれば良いか考えます。
その結果、聞く(listening)が軽視されてしまうのです。もっとも、聞く(listening)は対策をすれば簡単に満点が取れますので、実は学習の優先度は高めです。

ご年配の英語の先生などは、発音ができない方もいます。それはその先生が悪いのではなく、基本の入試制度が話す(speaking)、聞く(listening)を重視しない制度だからです。

大学入試制度と学校英語が2020年度から変わり、4技能を求める内容になります。
これは国際社会で日本人が活躍するには、話す(speaking)聞く(listening)が必要不可欠だと気づいたためです。

余談ですが、日本の入試制度が2技能に偏っているのは、かのGHQが日本に来た時、日本人の識字率の高さ(読み書きができる日本人の割合)に驚き、日本人が英語をマスターしてしまうと、世界で活躍し、アメリカを抜いてしまうのでは無いかと恐れたので、話す聞くの力が伸びない様に入試制度の草案を作ったなんて説もあります。
事実先進国でも完全な読み書きは上流階級のみしかできず、今でも日本人の学生の方がアメリカ人の大人より文法が良くできます。

次回へ続く

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