「勉強しなさい」と言わなくてよくなる方法①

成績アップの極意

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「勉強しなさい!」とお母さんに言われたことがない人はいないでしょう。

きっと、この記事を読んでいるあなたも言われたことがあるはずです。

どの家庭でも1度は耳にする言葉ですね。

しかし「勉強しなさい!」とお母さんがどんなに口をすっぱくして言っても、なかなか我が子には届いてくれないものです。

「なんでうちの子は私の言うことを聞いてくれないの?」

と、自分を責めてしまうお母さん。またはお子さんに原因があると考えてしまうお母さんもいるかと思います。

しかし、言うことを聞いてくれない理由はそれらではありません。

単に『価値観』が違うからそのような事態が起きるのです。

「価値観?なにそれ」と思ったと思いますので、詳しく話していきます。

そもそも価値観とはなんでしょう?

価値観とは、何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。(Wikipedia抜粋)

これからわかるように価値観が違うと、自分が言ってることと相手が受け取っていることの意味が違ってきます。

同じものを見ていても感じ方はそれぞれです。

一つのリンゴを見たとしましょう。見る人間は、小学生の女の子、お母さん、リンゴ農家の方の3人です。

小学生の女の子は「あっ!リンゴだ!おいしそう!お母さんがウサギの形にいつも切ってくれるから、私リンゴ大好き!!昨日の給食でもデザートで出たんだよね~」とリンゴの食べ方や味、リンゴの思い出について考えます。

お母さんは「先週スーパーで安かったから箱で買ったけど、まだかなり残っていたわ。痛んでしまう前に食べないと…。皮の表面には農薬が付いているからよく塩で洗ってからじゃないと子どもに食べさせられないのに、上の子は丸かじりが好きで、昨日もそのまま洗わずに食べていたわ。体に悪いからやめなさい!って言っても中々わかってくれないのよね。困ったわ…。」と家庭のことに思いを巡らせます。

リンゴ農家の方は「このリンゴの品種は〇〇で、酸味が他の△△よりあって、1個当たりの単価が□□で、育てるには××という土壌が適していて…」とリンゴに関してより詳しい内容を一瞬のうちに思いめぐらせるでしょう。

これはあくまで想像上の例にすぎませんが、それぞれの過去の経験から同じものを見ても感じ方、考え方については全く違うということがわかるでしょう。

価値観はそれぞれの過去の経験から生まれ、また経験によって変化していきます。その事実を理解しないでいると、「あの人は私が言っていることを全く理解してくれない!わからずやだ!」と不仲の原因にもなり、またそれが重なると大きなずれとなり、取り返しのつかないことにもなります。

例えば、私はかつて、子どもの頃「仮面ライダーになる」という夢を持っていました。
しかし、歳を取るにつれてその夢はだんだん自分の価値観や現実にそぐわなくなり、いつしか消えてしまいました。経験によって価値観が変化していったのです。

また小学生の頃は、流行りだったテレビゲームに夢中になり、それらで強くなることが私の全てでした。

しかし、その価値観もまたどこかへ消えてしまいました。

歳を取り、社会を知ることでテレビゲームが強いことは全く役に立たないと知ったからです。それより資格を取ることや、本を読むことの方が有益だと経験によって知ったのです。

30歳にもなって、「おれはゲームが強い!これがおれの全てだ!他はなにもいらない!」と言っている人がいたらどう思いますか?

少なくとも親は心配するはずです。もちろんeスポーツで生計を立てているプロゲーマーはいます。しかしそれはごく一部の人たちです。

このように価値観とは過去の経験から形成され、経験を重ねるごとに変化していきます。

では先の子どもと勉強の話に戻ってみましょう。

大人になると学歴の重要性がわかります。なぜなら生活に直結するからです。

よりよい大学に進学することは、よりよい会社に入ることを容易にさせ、よりよい給料、そして生活を送れることを意味しています。

それは自身の経験や、周囲の見聞きした経験によって知ります。

「学歴なんてどうでもいい!おれは中学校しか出ていないが、会社を経営してうまくやっている!」

そういう人もいるかも知れませんが、それで成功出来る人は全体の一部であり、安定した道とは言えないでしょう。

親は過去の経験から勉強の大切さを知り、何より大切な我が子に勉強の大切さを伝えます。

しかし、子どもは親の言っていることを理解できません。

それは、子どもには勉強ができなくて本当に困った経験がないからです。

せいぜい学校の先生に怒られたり、授業中答えられなくて恥をかいた、そんな程度です。

今40代前後の人は就職氷河期を知っています。それゆえ、学歴フィルターに弾かれ、希望の就職先に入れず、悔しい思いをしたことがあるかもしれません。

また大人になると同級生が優良企業でどんどん昇進し、生活が豊かになっていく様を見て、自分とのギャップに苦しんだことがあるかもしれません。

どんな人であれ、大人なら少なからずあるはずです。

しかし、子どもにはその経験がありません。
だから本当の意味で、勉強の大切さを理解することは難しいのです。

ゆえに単に勉強しなさいと言われても、「なぜ勉強をした方がいいのか」の部分が抜けているため、理解してもらえないのです。

では、どう伝えたら良いのでしょうか?

次回に続きます。

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