「勉強しなさい」と言わなくてよくなる方法②

子育て

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子どもが自分から進んで勉強するようになるにはいくつかの方法があります。

その中でも最強の方法をご紹介します。

それは『親も一緒に勉強すること』です。

子どもにとって一番身近な大人は親です。

子は親の背中を見て育つといいますが、まさにその通りで、子どもの価値観は親の影響を大きく受けます。

普段親子仲が良い悪いにかかわらず、子どもは日々親を観察し、その影響を受けています。

もしあなたが毎日1時間の読書をする人間だったとしましょう。あなたは毎日変わらず、リビングの椅子に腰を掛け、本を読んでいるとします。

その姿を見た子どもは、読書が生活の中にあることを当たり前のものと認識します。

そして知らず知らずのうち、子どもも本を手に取るようになるでしょう。

しかし、もしあなたが1年の間に1冊の本も読まず、お笑い番組を毎日欠かさず見ていたら、きっと子どもは本を読まず、テレビを見ることが日常だと認識し、毎日テレビを見るようになるでしょう。

そして本を読むことを非日常だと認識してしまうのです。

医者の子は医者に、教師の子は教師に、大工の子は大工に

子は親の価値観や生活基準から自己の価値観を形成します。

「私も夫も音楽聴かないけど、うちの子は音楽が好きで、中学校は吹奏楽部に入ったよ?」そう言う親御さんもいるかもしれません。

それは、子どもが大きくなり、社会に触れ、親以外の存在から影響を受けた結果です。

生涯、家から1歩も外にでないわけでもなければ、人は一生のうちに多くの人から影響を受け、自身の価値観を変えていきます。

しかし、その中心、コアにあたる部分は間違いなく親から受け継いだ価値観です。

昔ニュースになった狼に育てられた子どもの話がありましたが、狼によって育てられた子どもは、狼の影響を受け、狼らしくなりました。

『遺伝』と『環境』どちらがその子の将来により影響するか、遺伝子学の世界でも問い続けられている疑問ですが、現状どちらも半々だといわれています。

確かに遺伝子配列の一部に学力の高い子どもと一般的な子どもに一定の傾向の違いはありますが、それがどう学力に影響しているのかはまだ不明です。

しかし、環境ははっきりと影響していると言えます。

その理由はすでに述べた通りです。

別に親の学歴が高い必要はありません。収入が高い必要もありません。

しかし、勉強に対する価値観がより高い家庭の方が、子どもの学力が高いことは間違いありません。

親の価値観が子どもに影響を与えるからです。

親が子どもの勉強に興味を持ち、進路を一緒になって悩んでいる。

それだけで、その姿勢が子どもにも伝わり「僕(私)、勉強がんばらないといけないんだな」と思わせるのです。

子どもは常に親に関心を持ってもらいたいと思っています。

親が喜んでくれれば子どももうれしいのです。

勉強は学校と塾に任せっぱなし、子どもには勉強しろというけど自分はテレビを見ている。

それを見た、子どもは「お母さんは口じゃ勉強が大事だというけど、それほど興味ないみたいだし、重要じゃないのかな?」と考えるのです。

『生まれつき人見知りの子どもはいない』ことをご存知でしたでしょうか?

幼い子どもはまだ自分を表現する言葉を持ちません。

あなたが知り合いの家に子どもを連れて行ったとき、玄関先であなたは我が子に「ほら挨拶しなさい」と言います。

そう言われた子どもは、どう挨拶すれば良いのかわからずもじもじしています。

その様子を見たあなたはこう言います。

「すみません、うちの子は人見知りで・・・」

それを聞いた子どもはこう考えます。

「そうか、僕(私)人見知りなんだ・・・」

それ以降、お子さんは親の言う通り、人見知りな子として振る舞います。

すべて親の口からでた言葉の結果です。

もしあなたが我が子に毎日「あなたは天才よ、私とお父さんの子なんだから、きっとなんでもできる。どんどん挑戦しなさい」と言えば、その子はその言葉の通りに振る舞い。間違いなく天才になります。

もしあなたが我が子に毎日「私もお父さんも勉強ができなかったから、きっとあなたも勉強ができないわ。努力してもきっと失敗し、傷つくだけだからやめときなさい」そういえば、間違いなくそういう子に育ちます。

よくある例で、「私は文系だったから、うちの子も文系に進んだ方がよいと思います」という親御さんがいますが、全くの間違いです。

男の子だから理系、女の子だから文系など確かに得手不得手の傾向はありますが、そのうかつな発言をその子が聞いたとき、自身の可能性を狭めてしまう危険性があるのです。

子どもが生まれたとき、文系も理系もありません。また子が親を超えられない道理もありません。

「あなたは天才!」そう言ってくれる存在が身近にいるだけで子どもはどこまでも羽ばたいていけるのです。

冒頭、親も一緒に勉強すると話しましたが、仕事の事情なのでなかなか親子の時間を作れない事情もあると思います。

なので、その場合は、次の2つのことを実践してみてください。

まず一つ目は、「今日学校どうだった?」と毎日聞くことです。

最初は、そっけない返事が返ってくると思います。

しかしめげないで続けてください。

これには「お母さんはいつもあなたのことに関心をもっているよ」と伝える効果と子どもがその日あったことをお母さんに伝える前提で過ごす効果があります。

後者を詳しく説明すると、つまり授業の内容をアウトプットありきでインプットするのです。

これは近年見直されている授業方式のアクティブラーニングに当たります。

だれかに伝える前提で入れた知識は定着します。

またアウトプットの経験にもなるので、一石二鳥です。

二つ目は、夫婦仲を良くすることです。

すでに実践できているご家庭は素晴らしいのでそのまま続けてください。

子どもに限らず、人間は安心した状態でないと新しい知識を得られないものです。勉強する環境は安心できる家庭でなければなりません。

また子どもにとって一番つらいのは、大好きな両親がお互いを貶めあっていることです。

最悪な例は、片方の親が片方の親の悪口を子どもに言うことです。

これをした場合、子どもは親の関心を得ようと反発したり、非行に走ります。勉強なんてとてもできる状況ではありません。成績も確実に下がります。

夫婦喧嘩の翌日、子どもがお腹が痛いと言ってきたら、病院に連れて行ってはいけません。

それは、体調不良を訴えて、自分に関心を向けようとしているのです。もしくは自分という共通の問題を作り、両親の仲を改善しようとしているのです。

もし一人親の家庭なら、毎日「愛している」と我が子に伝えましょう。

「仕事はあなたを育てるためにしている、あなたより大切なものはない。毎日誰よりもあなたのことを想っている」そう伝えてください。

絶対に親子喧嘩はなくなります。子どもは悪さをしなくなり、成績も上がります。良いことしかありません。

18歳までの子どもは多感です。安心しなければ質のよい学習は望めません。必ずこれを実践してみてください。

必ずお子さんはあなたの期待に応えてくれるはずです。

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