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そもそも内申点についてよく知らない方がほとんどだと思いますので、解説します。
内申点は、中学校の成績表を基に算出されます。
国語が5だったら、3の人より良い内申点がもらえます。
都道府県によって算出方法が異なりますが、新潟県は中学1~2年生の成績と3年生の途中までの成績で評価します。
高校の合否を決めるポイントは2つ。
「高校入試試験の点数」と「内申点」です。
この2つの合計を受験生たちは競い合います。
ですので、本番の試験が同じ点数でも、内申点が良い人と、悪い人の総合的な評価は異なります。
言ってみるなら、内申点はスタートラインが違います。
100Mを走る競争で例えると、Aさんは内申点が大変良いので40M進んだところから100M競争をします。Aさんは60Mを走ったタイムで評価されます。
Bさんは内申点が並みです。スタート地点は10M進んだところになります。
この2人を比較すると、走る距離に30Mの違いがあります。
もし2人の走る速さ(学力)が同じだった場合、先にゴールするのは、Aさんになりますよね?
BさんはAさんより早く走らないと勝てません。これが本番の試験で言うところの点数にあたります。
Aさんは350点取れば、楽々合格するラインにいるのに、Bさんは450点取らないとAさんと同じ高校に行けません。
1点を凌ぎ合う入試においてこの差は大きいです。
もちろん、試験はなに起こるかわかりません。BさんがAさんに勝つこともあるかもしれません。しかし、とても厳しい勝負になることが想像できます。
入試試験は1日(筆答含めると2日)で結果が出るのに対して、内申点は3年弱の積み重ねです。
本当に行きたい高校があって、高校受験を失敗したくないのであれば、3年間の過ごし方を気を付け、内申点もしっかりとらないといけません。
タイトルの内容に戻りますが、どうやったら内申点が取れるのでしょうか?
やみくもに勉強するだけでは、内申点はとれません。
その方法を次回の記事でご紹介します。
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