教育は世界を救うか? SDGs~持続可能な開発目標~

佐藤塾情報

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みなさんは、SDGsという言葉を聞いたことはありますか?
初めて聞いたという方のために説明しますと、、

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます(外務省HPより抜粋)

です。なんのこっちゃと思われた方もいるかもしれませんので、簡単に言うと
「地球で生活するみんなが、ずっと笑顔で暮らしていける社会をみんなで作ろう!」という意味です。(ぺん藤解釈)

17の目標には様々なものがあります。
「貧困をなくそう」「飢餓の人をゼロに」「すべての人に健康と福祉」「海の豊かさを守ろう」など様々です。

飢餓や安全な水というのは、日本に住む我々にはあまり馴染みのない問題かもしれません。
しかし、世界では日に4~5万人、年間1500万人以上の人が飢餓で亡くなっており、その7割が子どもだと言われています。つまり1050万人の子どもが飢餓によって亡くなっています。

2018年度における日本の出生数が約92万人ですので、その10倍以上の子どもが亡くなっています。
この問題を国連サミットがこの目標の最初の方に持ってきたのがよくわかりますね。

1~3までは生存に関する問題です。
貧困を1にしたのは、飢餓も健康と福祉も貧困に起因する問題だからだとペン藤は解釈しました。

健康と福祉の話をすると、少し前にマイケル・ムーア監督がアメリカの医療制度の問題を取り上げたドキュメンタリー映画を作り、話題になりました。

例えばあなたが大けがをしたとします。命に係わる問題です。
当然あなたは救急車を呼びます。すると6分経って、救急車がサイレンを鳴らしてあなたの前にやってきます。
救急隊員は手際よくあなたを救急車に乗せ走りだします。
そこで救急隊員はあなたにこう聞きます。
「お金持ってます?仕事は何をしています?」
実は最近失業していて、お金は持っていない、仕事も探している最中だとあなたは言います。
すると救急隊員は、態度を一変させ、運転手にこう伝えます。
「病院には行くな、さっきの場所に戻れ」
痛みと命の危険性を必死に訴えるあなたを救急隊員は乱暴に持ち上げ、家の玄関の前に置いて救急車は走り去ってしまいました。

これは、実際に今のアメリカでよくある光景です。
工場で勤務していて誤って中指、薬指を機械で切り落としてしまった男性がいます。急いで病院に駆け込むと、医者はあなたにこう言います。
「中指をくっつけるのは630万円、薬指をくっつけるのは126万円、両方くっつけるなら756万円かかるけどどうします?」
これを言われた男性はお金がないので、仕方なく中指をくっつけることを諦め、薬指だけをくっつけることにしました。

とてもショックな話ですね。自分や自分の知っている誰かがこんな状態だったらとてもつらいと思います。

しかし、これらの問題は、日本では絶対に起こりえません。
なぜなら日本には、国民皆保険制度(こくみんかいほけんせいど)があるからです。
この制度は、日本国民はどんな人でもみんな保険に入って、安心して医療・福祉を受けられるようにしよう!というものです。1961年から始まりました。
みんなでお金を出し合って、困っている人のために使おうという相互扶助の精神によってできた制度です。

しかし、これからの日本にいつまでもこの制度が残っているかというと、わかりません。子どもが減って日本の社会保険を支えられるほどの経済力が日本に無くなってきているからです。
遠くない未来、年金は無くなり、国民皆保険制度も過去の制度となってしまうでしょう。ショックな話ですが、現実の話です。

SDGsの目的は、最初に述べた通りですが、我々がこの地球で幸せに生活していくには解決しなくてはならない問題がたくさんあるのです。
貧困の背景になっている問題もあります。

ではこれらの問題をどう解決していけば良いのでしょう?
実は、(弱小企業ですが)佐藤塾でも企業目標としてある目標を掲げています。
ペン藤の結論はこれです。

私は、SDGsに掲げられた目標をすべて解決するには、教育がもっとも大切だと考えます。
もし、世界中の人々が質の高い教育を受けられ、その英知によって文明を健やかに成長させるのであれば、貧困も飢餓も福祉の問題もなくなると考えます。

教養のある人間には攻撃性の高い人間はいません。
なぜならそれが自身にとって不利益につながると理解しているからです。教育が十分であれば戦争はなくなります。世界の紛争・戦争の問題はすべて領土問題から発展します。
領土を欲しがる理由は単純です。資源です。
より良い土地を求め、戦争が起きます。

しかし、人類全員に十分な教育が行き渡り、その中の1人が少ない土地で十分な作物を作る技術を発明したらどうでしょう。
もしくは、限られた鉱物の再利用技術を生み出し、新たな鉱山は掘らなくて良くなったらどうでしょう。
きっと新たな領土を求める人はいなくなるんじゃないでしょうか?
カラカラの砂漠のど真ん中にプール付きの高級マンションを作ることさえ、教育は可能にしてきたのです。かつての古代文明人から見たら魔法のような話です。

長岡市には小林寅三郎の『米百俵』の逸話があります。
飢餓に苦しむ長岡藩士を説き伏せ、米を売ったお金で学校を作った話ですね。小泉純一郎元総理が現役総理時代に国会の場でこの話をしたことで有名となりましたが、ここにも教育の重要性がうたわれています。
米は今食えばなくなる、しかし、教育は残り未来を豊かにする。ペン藤も大好きな話です。

もし、世界中の人間が質の高い教育を受けられれば、世界から嘘つきはいなくなります。賢い国民は政治家の嘘を見抜いてしまうからです。
今、世界は一部の権力者の都合で回っています。しかし、教養ある人間が増えれば増えるほど、権力者たちも好き勝手できなくなります。
字が読めなかったら、新聞の内容がどんなにひどいことが書いてあっても気が付けません。
全日本国民は朝ごはんを食べるときは、必ず『いただきマンモス』ということを義務付ける法律、マンモス法案が可決してもそれに気が付けなければ反対できません。
日本の鈴木さんだけが携帯料金3倍になる法律、鈴木3倍法案が国会で可決しても全国の鈴木さんたちが字が読めない、国会議員が言っていることの意味がわからない(たしかにこの法案は意味不明ですが)などの状態だったら、文句も言えず、「法律で決まったことだから」と押し切られてしまいます。

教育は自分自身を守る武器であり、鎧でもあるのです。
話が大きくなりましたが、未来永劫、自分自身、家族、子孫、周囲の人間にプラスの影響を与えるのが教育です。

佐藤塾の目標に話を戻しますが、佐藤塾では『新潟の子どもたちに質の高い教育を』を目標にしています。
残念ながら新潟県は都心に比べると教育の質・量ともに圧倒的に及びません。
全ては情報格差によるものです。

その情報とは、受験テクニックだけではなく、教育の重要性という意味での情報です。
東京の大企業役員の息子A君と、新潟でガラケーを作る会社の職人の息子であるB君では教育に対する感度が大きく異なります。
A君のお父さんは中学受験を経験し、その後も有名大学に進学、大手企業に就職し、その後も競争社会で勝ち続けた人です。
片やB君のお父さんは、職人肌で手先がとても器用なことが今の社長に認められ、中学卒業から現在まで今の会社で活躍ています。
これはどちらが良いお父さんとかいう話ではなく、あくまで教育に対する感度の話です。

B君のお父さんは言います。
「おれは高校も出ていないが、十分生活できている。老後は年金も出るし安泰だ。贅沢こそできないが、多くを望まなければ大丈夫だ。だからお前も就職できるかもわからない大学進学なんかやめて、高校を卒業したらうちのガラケー工場の会社に入れ。社長も雇っていいと言ってくれている。それがお前の幸せだ」

この言葉に嘘偽りはありません。B君のお父さんが知っている真実であり、我が子を想ったうえでの発言です。
しかし、ペン藤に言わせると1つだけ違うところがあります。

それは今まで大丈夫だったことが、これからも大丈夫だと断言してしまっているところです。
もちろんB君のお父さんは言葉の通り、年金を亡くなるまで受け取り続け、慎ましくも幸せな人生を送るかもしれません。
しかし、B君自身の時に年金制度が残っているかはわからないのです。あとガラケー工場がいつまで残っているかもわかりません。
創業100年以上の会社が潰れたなんてニュースがよくあるのが現代です。

中国の話で『守株』というものがあります。
これは、ある男が畑を耕しているとそこにウサギが走ってきて、偶然あった切り株にぶつかり死んでしまいました。
これを見た男は、「こんなに簡単にウサギが獲れるなら、わざわざ苦労して畑を耕す必要もないな。これからはこの切り株を見守っていれば、ウサギがぶつかってまた簡単にウサギが獲れるんじゃないか?」と考えました。
しかし、何日、何か月、何年経ってもウサギは切り株にぶつかることはありませんでした。
この話は過去の出来事が未来でも必ず起こるものと考えた男の滑稽さを笑う話で、未来に絶対はないよ、という教訓を教えてくれています。

イタリアの水の都、ヴェネツィアは今地球温暖化で沈みそうになっています。今から1200年前にサン・マルコ大聖堂を建てた人たちは、1200年後に地球温暖化による水位の上昇で水没しそうになっているなんて夢にも思わなかったはずです。

特に人類はこの100年の間に多くの変化を経験し、有史以来のこれまでとは明らかに違う展開を繰り返しています。これからは激動の時代です。

ダーウィンの進化論にはこう書いてあります。
『生き残るものとは、力が強いものでもなく、数が多いものでもない。変化に対応できたものだ』
これからの時代変化に対応するには、過去から学び、現在に役立てる力が必要になります。
その礎となるのが教育です。

佐藤塾では、子どもたちの健やかな成長と輝かしい未来の為、質の高い教育を提供することを社訓としています。また、都心との情報格差を埋めるべく、常に情報収集を行い、講師は最新の情報に基づいて自己研鑽を怠りません。
佐藤塾はSDGs目標必達の為、邁進していく所存です。

途中から、やたら硬い話になってしまって自分でも驚いています。明日からブログ更新を少しお休みさせていただきます再開は9/27を予定してます。

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