苦手分野を克服してはいけない?

子育て

この記事は3分で読めます。

今日は娘さんを家庭学習のみでハーバード大学に入れた、廣津留真理さんの著書の中の話について触れていきたいと思います。
廣津留真理さんは子ども4人東大理3に入れた佐藤亮子さんと並んで凄すぎるお母さんです。
著書もすべて持っています。

その本の中では、ハーバード大学に入る子どもの共通点がいくつも書かれています。
読書が好きだったり、親が子どものやりたいことを尊重して応援する姿勢があったりと共感できるお話が大部分でした。
しかし、その中で目を惹いたのが、『苦手科目は克服するな、学年で1番になるな』という内容でした。

廣津留真理さん曰く、苦手科目を克服しようとすると自己肯定感を失い、全体的なモチベーションにも影響を与えてしまうというものでした。
だから、下手に苦手科目を克服しようとするより、得意科目をひたすら伸ばす方が、勉強を好きになってくれる。自己肯定感が持てて、さらに頑張れる。というご意見です。

これを読んだとき、なるほど、と思いました。
また、学年1番になるためには、総合的な力が必要です。つまり苦手科目がないことが理想とされます。当然苦手科目はすべて克服されていなければなりません。
そのため、前述した考えに沿えば学年で1番になる必要はないという意見です。

この考えにはペン藤も同意です。1番になる必要はないと思います。
しかし、1番を目指すことは大切です。1番を目指して10番になることはあっても、10番で良いという意識で1番になることは絶対ないからです。

廣津留真理さんは、そもそも1番を目指さない、苦手科目は捨てるという考えなのでそこがペン藤と少し違うところでした。でも1番を目指すことは大切でも、総合1位になる必要はないという考えは同じです。

ペン藤が本を書くならこう書きます。

「どんなに狭い世界でも1番を目指せ」

経済学を学んだことのある人ならわかると思いますが、これはランチェスター戦略と呼ばれるものです。広い世界で1番になれないなら、狭い世界でも「この分野ならだれにも負けない」というものを持つべきという考えですね。
これがあれば自己肯定感も損なわず済みそうです。

逆に、仮に1番になっても、より広い世界もあるのだという考えも重要です。

東大理3に入る人間やハーバード大学に入る人が中学校高校と学年1位だったかというと、ほとんどの場合答えはNOです。
逆に1位だった人は、そこそこの大学にしか行けていないことの方が多いのです。現にペン藤の知っている附属長岡中学校で1位だった人は、新潟大学に進学しました。(附属長岡中学校で学年最下位だったペン藤と同じ大学ですね、世の中わからないものですね笑)

この結果からみると、廣津留真理さんの主張にも説得力が増します。
なるほど、苦手科目は克服しない方が良いのか。とも思います。

しかし、ハーバード大学の入試過程と、日本の大学の入試過程は大きく異なることも触れておきたいと思います。

日本の大学は、総合力を重視します。苦手科目がなく、総合的な能力の高い生徒を大学は歓迎します。あれれ、なんか廣津留真理さんの話とは逆ですね。

これが大学入試の面白いところです。最終的にどこを目指すかによって勉強方法も違ってくるのです。ハーバード大学に合格する人が東京大学に全員合格するわけではありません。ひょっとしたら新潟大学にも入れないかもしれません。

要は、最終的な目標を見据え、それに向けた計画的な努力が重要なのです。もちろん、中学校までの勉強であれば苦手科目を克服することは、かえってモチベーションの低下を招き、良くない結果を引き起こすかもしれません。
しかし、これだけは言っておきます。

英語だけは、早期に完成させるべきなのです。
特に男の子。数学はできるけど、英語ができない子が多すぎます。

これは英語が地道な積み重ねによってできるようになる科目だからです。わかりやすく、すぐに答えが出る科目が好きな男には最も苦手な分野です。
英語が苦手だと、それこそ中学校に入って、自分を劣等生と思い込み、モチベーションを大きく下げてしまうものです。廣津留真理さんの話と同じですね。

そのため、佐藤塾では英語の早期完成が日本の大学入試制度に最も合った学習方針だと考えています。

佐藤塾
長岡駅東口 徒歩1分
長岡市台町1丁目8ー21
富川ビル2階(美容室ローズ2階)
0258-88-9051

タイトルとURLをコピーしました