子どもの65%が今存在しない仕事に就く?

子育て

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2014年に、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した論文の中にある
「10年後消える職業一覧」が世間を騒がせました。
その一覧の中にはタクシー運転手・料理人・レストラン従業員・ネイリスト・ホテルマン・肉屋・パン屋・電車の車掌・床屋・クリーニング屋などなど我々の生活に欠かせない職業も多く含まれていました。
これはAIの発展により、人間の仕事を機械が取ってしまうことに起因しています。

2018年にコンサルティングとテクノロジーで世界をけん引するIBMの報告書では、
「子どもの65%は今存在しない仕事に就く」と発表しています。
この数字については諸説ありますが、少なくとも今いる子どもたちが未知の職業に就く可能性は高いのだと思います。

日本を代表するyoutuber「HIKAKIN」さんも、2006年12月にyoutube動画を投稿しました。草分け的存在である「HIKAKIN」さんですら、youtubeを職業にできたのは2010年からだというから驚きです。まだ10年経っていないのです。

今でこそ有名で小学生がなりたい職業ランキング1位のyoutuberという職業ですが、かつては全くの無名で、認知されていませんでした。

この事実から分かるように、世の中には新しい職業がどんどん生まれ、必要とされなくなった職業はどんどん淘汰されていっています。
塾業界も例外ではありません。

リクルート社がスタディサプリを開発し、教育業界を席捲したのは最近のことです。
スマートフォンで気軽に優秀な講師による映像授業を受けられるサービスは革新的で時代のニーズにマッチしたものでした。

かつてはDVDによる映像授業が主流で人気を博していましたが、今では徐々に時代遅れになってきています。集団授業から個別指導にニーズが移行しましたが、以前ほどの勢いはありません。
どのサービスにも長所と短所があり、消費者が徐々にそれを見極め、自分にあったものを選択するようになってきた結果だと思います。
情報が閉鎖的な環境では一人勝ち、殿様商売が成り立つかもしれませんが、現在の情報化社会の中でそれを行うのは至難の業です。

学習塾業界も日々変化をしていかなければ、子ども達や保護者様から見放されてしまう存在だという事実を理解しなければなりません。
先生だから偉いとか、そんな勘違いをしているようでは時代遅れも甚だしいです。(昔はよく横柄な個人塾経営者がいたものですが)

冒頭の話に戻りますが、願わくば我々佐藤塾の講師が楽しそうに授業をしている姿を見て、子どもたちが
「ああ、先生って楽しい仕事なんだな…」「勉強って面白いんだな。私も先生みたいに色々な事を勉強してみようかな」と思ってくれればと思います。

子ども達がyoutuberをなりたい職業ランキング1位に選ぶ理由は「楽しそうだから」「自分の好きなことを仕事にできるから」だそうです。

逆に言うと既存の職業を子ども達が「つまらなそう」「辛そう」と感じているのです。

毎日疲れた顔やイライラした顔で働いている大人たちを見たら、当然子どもたちだってその職業に就きたいとは思わないはずです。

子どもが大人がおいしそうに食べているものに興味を持つように、子ども達に希望を抱かせるためには、まず大人が率先して行動を起こすべきなのです。
以前のブログで子どもに勉強させる最強の方法は親も一緒に勉強すると書きましたが、なにも勉強は座学だけではありません。

本を読んだり、新しいことに挑戦してみたりすることも勉強です。
その親の姿勢を子ども達は誰よりよく見ています。
仮に勉強嫌いな親でも、子どもの前では勉強大好きな親を演じる必要があります。

「今日は新しい料理に挑戦してみた!」
「今読んでいる本にこんなことが書いてあった」

ということを子どもに報告するだけでも効果的です。

読む本のお勧めは教育に関する本がお勧めです。それを読む姿を見せることで、間接的に子どもに親の我が子への関心・愛情を伝えることができます。
もし家の本棚に子育てや受験に関する本が1面にずらっと並んでいたら、それだけで子どもたちはこう感じます。
「ああ、普段は全然かまってくれないけど、お母さんは僕のことかんがえてくれているんだな」って。

だから忙しくて読む暇がなくてもブックオフで100円の教育関連の本を買って並べておくだけでも良いのです。

話を戻しますが、新しい仕事がどんどんでき、必要とされない職業が淘汰されていく流れはむしろ歓迎すべきことだと思います。
しかし、教育の重要性は普遍的です。
マイケル・A・オズボーン准教授曰く、絶対になくならない職業は小学校の先生だそうです。

単純な知識の量や教える技こそAIには及ばないかもしれませんが、学ぶことの楽しさを教え、将来に希望を持たせることは人間にしかできないことです。
そしてその役割を果たせるのは、教師や親だけであることも肝に銘じたいと思います。

Risk more than others think is safe. Dream more than others think is practical.
他人が安全を意識する以上にリスクを負え。そして他人が言う現実以上の夢を持て。
ハワード・シュルツ(スターバックス創始者)

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