学校の上手な休み方~たまにはずる休みも必要?~

雑学

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「学校を休むなんてとんでもない!」
と、おっしゃる方、その通りです。

学校は気軽に休んではいけません。
休み癖が付くと、なかなか学校に行けなくなりますし、友達の輪から外れてしまうこともあります。

今の世の中、いじめもありますので、負担にならない範囲で協調することは重要です。

そんな前置きをしておきながら、今日は上手な学校の休み方を説明します。

「学校休むと内申点が下がるんじゃないの??」と思われた方。
ごくたまになら休んでも大きな影響はありません。
ただし、担任の先生が「これはずる休みだな」と気が付いてしまうと良くないので工夫がいります。

ある方法を使うだけで、担任の先生は「これはずる休みではないな・・・」と考えます。
さてどんな方法でしょう?

ちょっと考えてみてください。

答えを言いますね。

お父さんが休みの連絡を学校に入れると学校の先生は「ずる休みではない」と判断します。

「え?」と意外に思われた方、いらっしゃると思います。

でも真実なんです。

世のずる休みの90%はお母さんが連絡してきます。

「ちょっと、風邪っぽいみたいで・・・」

「朝からだるいって言っていて、少し寝れば治ると思うんですが、大事をとって今日はお休みさせてください」

はい、全部ずる休みだと思われています。
だるいのは昨日遅くまで友達と電話していたり、ゲームしていたからだと思われています。

子どもは自分で連絡するのが嫌なので、お母さんに頼みます。
お母さんは、子どもがずる休みしていることをわかっているので、電話の際、違う意味で困っているということが先生に伝わってしまいます。

これでは内申点も下がります。
心象がわるくなるからです。

他には子ども自身が電話するケースもありますが、

ほぼ100%バレています。

話が終わる際、先生が「わかった・・・、じゃあ、明日は元気に来てくれるのを待っているよ!」と言った後、子どもの声が急に高くなることを先生は聞き逃しません。
さっきまで蚊の羽音のような声でしゃべっていた子どもが急に元気になって、「はい!!!」と返事してくれるので、気が付くなという方が無理があります。
まぁ、でも元気そうでよかったとは思いますけどね。

では、お父さんが連絡してきた場合はどうでしょうか?

先生の気持ちを考えてみてください。
先生の気持ちはこうです。

クレームを言われるのではないかとドキドキしているのです。

「ペン藤先生、〇〇さんのお父さんからお電話です」と教務室で電話を取り次がれる先生の立場になってみてください。
普段、影も形もない生徒の父親から電話が来るのです。
怖いに決まっています。

「この間、厳しく叱りすぎた件か?」
「学校に持ってきて取り上げたゲームを返せって電話か?」
「それともこの間の発表会で列の後ろの方にしたことにしたことに対するクレームか?」
「まさか、サッカー部のレギュラーにしろって無理言ってくるんじゃないよな?」

などなど、恐ろしい想像が胸中を駆け巡ります。

そして恐る恐る電話に出るのです。

「はい、担任のペン藤です・・・」

すると、電話の向こうから聞こえてくる声はこう言いました。

「ペン藤先生、いつも〇〇がお世話になっております。日ごろ先生から熱心にご指導いただけていることを妻共々日々感謝しております。実は本日なのですが、〇〇をお休みさせていただきたくてお電話させていただきました。今朝から調子を崩しているようで、妻と相談して学校を休ませることにしました。今日は私が1日仕事を休んで看病したいと思います。明日は必ず体調を戻して学校に通わせますので、よろしくお願いいたします」

これを言われた先生は、「何を言われるんだ!?」という恐怖から解放され、「ああ!そうでしたか!承知しました!〇〇くんにはしっかり治して元気な姿を見せてくれるのを待っているよ!とお伝えください!お父さんも看病大変ですね!いや~でも体調悪い時仕事を休んでくれるお父さんがいて〇〇くんは幸せ者だなぁ~ははは」と蚊の羽音のような声から一転して弾むような明るい声で休みを了解するでしょう。
なんなら満面の笑みで会釈をしながら電話に出ているかもしれません。

え?別に私の話ではないですよ?
人から聞いた話を元に書きましたよ?

これをやってずる休みだと思う先生はかなりひねくれものです。
そんな先生は本当の風邪でもずる休みだと思うような人なので考慮しなくていいです。

過去のブログでも子育てに父親が参画することの重要性を説いてきましたが、父親が参加するだけで子どもにとってプラスの影響がいっぱいあるのです。
ずる休みはあまり褒められたことではないですが、どうせ休むならこういう方法もあるという話でした。

Chop your own wood, and it will warm you twice.
自分で薪を割れ、二重に温まる。
ヘンリー・フォード

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