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先週から続いた面談も今日ですべて終わりました!
先週の土日朝から夜まで面談続きで、今日も朝から面談が入っていたので正直くたくたでしたが、良いお話も色々聞けてよかったです。
面談をするたびに思うのですが、お子さんの成長には家庭と塾の連携が何より重要だと実感します。
タイトルの内容ですが、根拠のない自信の重要性について今日はお話していきたいと思います。
まず、根拠のない自信というものがどういうものか確認しましょう。
例えば『テストの点数のあまり良くない子が「おれはやればできるんだ!おれは天才なんだ!」』と言ったとしましょう。
これを聞いた周囲は「その自信どこから来るの?」と言います。
皆さんも経験ありませんか?
節度のある大人ほどそう思うでしょう。
根拠となる物が何もないのに、自分の可能性を信じている。
傍から見れば滑稽にも映りますよね。
でも、これがとても大切なんです。
仮にお子さんがこのようなことを言ったとき、親は間違っても否定してはいけません。
なぜなら、証拠が出来たときにはもう遅いからです。
例えば『泳ぎ』の話をしましょう。
「私はきっと泳げるようになる!」と信じている子はきっとまだ泳げない子のはずです。
もしもう泳げるならそんな事言うまでもない事ですので。
泳げるかどうかわからない不安な自分を鼓舞しようと言っているのです。
もし泳げるようになったら次はこう言うはずです。
「私はもっとうまく泳げるようになる!」
これを言った子は、まだうまく泳げないはずです。
なんとなくわかりましたでしょうか?
証拠が出来た時では遅いのです。
行動や結果より発言が先にくるものなのです。
だから、「証拠もないのに…」というのは、前提から間違っているのです。
結果は発言の後にくるものだからです。
もしお子さんが口ばかりで行動を起こさないようであっても、否定してはいけません。
そう発言する子が一番よくわかっているのです。
だから親がかけてあげる言葉は「そんなこと言ってあなた全然勉強しないじゃない、いつも口ばっかりだよね!」
ではなく
「お母さんは〇〇がやればできる子だって知っているよ。だって私の子どもなんだもん。でもお母さんにはどうやったら成績が上がるのかはわからない。だからどうすれば良いかお母さんに教えて?」と声をかけてあげるべきなのです。
そういわれれば子どもは自らの頭で「どうすれば良い成績が取れるのか」を考えるようになります。
これが成長に繋がるのです。
お片付けが出来ない幼児に「こら!おもちゃを片付けなさい!」と叱るのではなく「お片付けして偉いわね!これ(おもちゃ)どこにしまうの?」と言った方が自主的にやるようになるのと同じです。
かける言葉1つ違うだけで子どもは自己肯定感を高め、自主的に努力できるようになります。
また親も褒めるときは無理に根拠を示す必要はありません。特に結果だけを見て褒めるのはお勧めできません。
「100点取って偉いね!」は誰でも言える言葉です。ほめ方としては三流です。
「毎日こつこつ頑張っていた成果だね!さすが私の娘(息子)!」はかなり良い褒め方です。
特に「さすが私の娘(息子)」は全く根拠がないところが良いです。
褒めらる側はいちいち根拠なんて気にしません。
ただ全肯定してもらえれば、「次も頑張ろう!失敗するかもしれないけど挑戦しよう!」と思えるのです。
結果だけを見ていると子どもは「100点じゃなかったら褒めてもらえない」とか「お母さんをがっかりさせてしまう」と言って悪かったことを報告してくれなくなりますし、新しいことに挑戦できない子になってしまいます。
結果を褒めるのは3流
行動(努力)を褒めるのは1流
根拠なしに存在するだけで褒めるのは超1流です。
ぜひ超1流を目指してみてください。
The child is the beauty of GOD present in the world,that greatest gift to a family.
子どもは神の美の贈り物であり、家族へのこの世で最高の贈り物である。
マザー・テレサ
佐藤塾
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