読み聞かせの魔力〜絵本で学習習慣を身につける〜

子育て

この記事は3分で読めます。

幼児教育の現場を見ると、同じ1歳児でも子どもによって驚くほど勉強に対する姿勢が違います。

特に違いを感じるのは「人の話を聞きながらどれだけ椅子に座っていられるか」です。

ある子は5分と座っていられず、動き回ってしまいます。

一方ある子は50分間の授業でも集中して先生の話を聞いていられます。

この違いは、当初私は性格の違い、もしくは成長スピードの違いによるものだと結論づけていました。

しかし、長時間授業を受けても集中力が途切れない、先生の話を聞いていられる子にある共通点があることに気がついたので今回はそれについて話していきたいと思います。

このブログを読めば、勉強しなさいと言わなくとも、幼いうちから勉強に意欲的なお子さんを育てることができます。

(※小学生以上のお子さんに学習習慣を身につけさせる方法はまた別の機会にさせていただきます。今回はこれから子育てを始める方、まだ未就学児のお子さんをお持ちの親御さんに向けて書かせていただきます)

ぺん藤先生
ぺん藤先生

ちなみに私自身は1分と椅子に座っていられないる子どもでした笑

歳を取ればある程度学習に対する姿勢は備わってきますので、幼少期の行動が必ずしも将来の学力に影響しないというのが私の持論です。

ですので、今わんぱくなお子さんをお持ちの保護者様もそれほど心配せず、でんと構えていてください。

絵本の読み聞かせがもたらす意外な効果!?

先に結論から言ってしまうと、早期から学習に対して意欲的な子には総じて絵本のお読み聞かせの習慣があったのです。

ある子は生まれて1週間もしないうちに、親が絵本を開いて毎日何回も読み聞かせるのです。

当然意味は分かっていませんが、自分で動くことのできない子どもはじっと話を聞いています。

首が座ってきて、自分で座れるようになったら今度は胡座をかいた親の膝の上に座って読み聞かせを受けます。

ここで重要なのは、子どもが話を聞いていなくても諦めず(意に介さず)読み聞かせを続けることです。

子どもは他の遊びをしていても、親が読んでいる声を聞いているのです。そこで読むのをやめてしまってはダメなのです。

読み続けているうちに、自然と子どもの方から寄ってきて読み聞かせを受けるようになるのです。

しかし、絵本の読み聞かせがなぜ学習習慣につながるのでしょう?

考えてみれば答えは簡単でした。

読み聞かせも、授業も

「他人の話を座って聞く」という行為としては同じものだからです。

0歳の頃から絵本の読み聞かせを1時間も2時間も受けている子は、0歳の頃から人の話を1時間も2時間も聞いていられる子に育ちます。

学習習慣が身についている子の多くは、遊びから勉強へのシフトがスムーズにいった子だと前回のブログでも書きましたが、0歳から布石を打っておくことで、その後の勉強へのシフトに違和感がなくなります。

できれば学習習慣は0歳から身につくようにするべきなのです。

最悪なのは、「子どもは遊ぶことが大切」という思いから自由に遊ばせていたのに、勉強が必要な年齢になってきた途端、昨日までの寛容さを脱ぎ捨て、「遊んでないで勉強しなさい!」と強制することです。

子どもは親の言う事、方針を信じて生きてきたのに、突然180度違うことを言われたら当然戸惑います。

そのストレスが勉強嫌いに繋がるのです。

我が子愛しさから焦る気持ちは大いにわかりますが、急激な変化は誰しも辛いので遊びから勉強へのシフトには細心の注意が必要なのです。

子どもとはいえ、1人の人間です。
大人以上に多感な彼ら彼女らには大人以上に配慮が必要なこともあるのです。

話が少し逸れましたので、読み聞かせの話に戻ります。

理想的な読み聞かせとはどんな読み聞かせ?

理想的な読み聞かせの方法についてご紹介していきたいと思います。

アメリカでベストセラーになった「できる子に育つ 魔法の読みきかせ」(著:ジム・トレリース)などにも読み聞かせ方法について書かれており、古今東西さまざまな読み聞かせ方法があります。

その中でも共通していることをまず先に挙げさせていただきます。

  1. 抑揚をつけて読む
  2. アドリブは入れない(勝手に話を作らない)
  3. 話を省略しない
  4. 同じ本でも何回でも読む
  5. 絵本を見やすく持つ

です。

逆に諸説あるのは、「途中で質問する」です。

ここは意見が分かれています。

途中で質問すると、集中が途切れる派と、想像力を育てるので質問はした方が良い派がいます。

個人的にはこれらについてはさほど重要ではないと考えていますが、どちらから言うと質問は控えめにした方が良いのではと考えております。これは読み聞かせに限らず、文章全体のリズムがあるので、それを損なう合いの手は不要だと考えるからです。

ペン藤先生が絶対にやるべきと思う読み聞かせ方法

ぺん藤先生
ぺん藤先生

これらは私が個人的にやっていたことで、やった方が良いと考えている読み聞かせ方法です。

あまり書籍では紹介されていない方法ですので、話半分に聞いてもらっても良いです。

  1. 胡座をかいて、真ん中に座らせ絵本を読む
  2. 最後に裏表紙を見せた後、表紙を見せタイトルを読む

1については佐藤亮子さんも著書の中でやっていたと言っていたので、一定の効果はあると思います。

子どもは親の内に座ることで、安心感と多幸感を得ます。

そうすることで、子どもはストレスを感じるどころか幸せな気持ちで読み聞かせを受けます。

それが将来の勉強に対する印象にも繋がることが期待できます。

実証研究したわけではありませんが、実際にその方法で読み聞かせを受けた子どもの表情を見て、効果を確信しました。

(※兄弟がいる場合、難しい方法ですが、交互に座らせるなどしてでもやるべきだと考えます)

2については誰も提唱していませんですが、これによって一つの「締め」になると考えています。

物語の終わりに「めでたしめでたし」と入れるように定型文としてタイトルを読むことで物語の終わりを伝えることができます。

なので私が桃太郎を読む場合「桃太郎はいつもまでも幸せに暮しました。めでたしめでたし。おーしまい。(本を閉じる)桃太郎!(裏表紙をひっくり返し、表紙を見せながら)」といった感じになります。

読み聞かせをしているうちに自然と身についた習慣ですが、これを実践すると最後のタイトルを読み上げるまで子どもは動かず話をじっと聞いていました。タイトルを読み終えるとようやく動き出し、次の本を読んでとせがんできます。

これらは実体験を元にした経験則なので効果の程はわかりません。

正直、私は読み聞かせの方法はそれほど重要ではないのかもしれないと思っています。

真に重要なのは、親子が絵本を通じ、物語や時間を共有することなのではと思います。

仕事に家事、さまざまなことに忙殺されていまいがちなのはやむを得ないことですが、1日1冊でも我が子と絵本を読む習慣があれば、それがその子にとってかけがいのない一生の思い出になると私は信じています。

これから子育てを経験される方は、ぜひ、実践してみていただければ幸いです。

ホーム画面

無料体験・お問い合わせ

タイトルとURLをコピーしました