この記事は5分で読めます。

大変革の到来?受験業界の新常識

newspicksより

今回も素晴らしかったですね!
いろいろな立場の方が多種多様な意見を挙げられていて、とても勉強になりました。
佐藤塾では3月1日より塾専用スタディサプリを導入してこれまで以上に大学受験に特化したカリキュラムを用意しております。
長らくイノベーションの起きなかった教育業界のDXはこれからさらに加速していくでしょうね。
今回は番組の中でも特に勉強になったポイントを解説していきたいと思います。
地方と都心の情報格差
冒頭、産業医の大室先生が自身の浪人時代の話をされていて、地方と都心の情報格差について触れられています。
実際、大室先生のころの受験業界は浪人するなら東京など都心に行かざるを得ず、東京に1年間滞在できるか家計かどうかという面でも格差は如実に存在しました。
しかし、現代はIT分野が発達し、youtubeやTwitterなどで無料で有益な情報が発信されているため、地方にいながらでも都心並みの情報を得られる環境に変化してきています。
また衛星予備校やスタディサプリなどで地方にいながら一流講師の授業を受けられるという教育の質の格差も是正されつつあります。
東京大学進学者の地方割合
近年少しずつではありますが、地方割合が上昇してきています。
しかし、東京出身が3割強、東京以外の関東圏を含めると6割前後になります。
県別でセグメントしてみないとはっきりしたことは言えませんが、県によっては東京大学進学者が著しく少ないところもあると思えます。
これは受験人口に影響されていると考えられます。受験人口が多ければそれに対応するサービスも充実していきますが、受験人口が少ない県では東京大学受験者向けのコースなど一部の子どもたちにしかメリットのないサービスは充実しにくいのです。
例えば、東京にはハーバード大学受験専門の塾校もあり、そこには日本最高峰の人材がそろってサービスを提供しています。
教育の質の格差は依然として存在する?
身内に東京で浪人し、東京大学に受かったものがいますが、彼が言うには東京と新潟では塾講師の質があまりにも違うそうです。
そのため、地方の塾、学校のカリキュラムに乗って東京大学を受験して受かるということは並大抵の努力と才能ではないのです。

東京大学のような学校を目指す子には「快適な自習スペース」と「ファシリテイタ―」「一緒に頑張る仲間」の存在が必要です。
逆に「授業」はあまり必要ないと言われますが、それでも一流講師の授業は得るものが多いようですね。
佐藤塾も新潟の子どもたちに理想の教育を届けることを理念としていますが、まだまだ自己研鑽が必要だと感じております。
優秀な子の3つの特徴は?
長年予備校の最前線で活躍されていた吉野敬介先生が挙げる特徴3つは以下の通りです。
特に強調されていましたが、社交性は確かにあると思います。
できる子は、明るい子が多いというのもわかります。
ただ私の解釈は少し違いまして、明るいというより寛容なんですよね。物事に対してフラットに捉えることができ、感情的になることが少ないです。
好奇心旺盛であるため、機敏に行動し、他者との関わりを積極的に持とうとします。家の中だとリラックスして家族の前だとだらけていますが、外面が良いことも特徴としてあると思います。
参考書をたくさん買う子は〇〇??

吉野敬介先生がおっしゃっていましたが、これに関しては日ごろから私も塾生に伝えています。
分厚い参考書はNGです。
たくさん買うのもNGです。
まずは薄い参考書を買い、それを完全に理解するまで複数回繰り返しましょう。
分厚い参考書やたくさんの参考書は買ったときは満足しますが、まずやりません。
もし新しく参考書を買うなら、前の参考書は捨てるくらいの気持ちで1冊1冊の参考書をやりこむことが重要です。
分厚い参考書は単元別にばらばらにしよう!

以前のブログにも書きましたが、分厚い参考書はばらばらにして使うことをお勧めします。
浪人は乗ろうとした新幹線が一本先に行ってしまっただけ
今年も国公立大学の二次試験が終了しました。
吉野敬介先生がおっしゃっていて私の心に一番響いた言葉です。
人生100年と言われる時代、のちの人生を大きく左右する大学は1、2年の浪人の価値があると思います。私自身浪人して本当によかったと今でも思います。
もし現役で行けるところにしか行けなかったら、今とはかなり違う人生を歩んでいた気がします。
浪人を許してくれた親には本当に感謝しています。
“The earliest moment is when you think it’s too late.”
物事に取りかかるべき一番早い時は、あなたが「遅かった」と感じた瞬間である。
コメント