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3月21日春期講習初日に
「内申点の取り方講座」を2時間させていただきました。
私が2時間話し続けるかなりハードな講座でしたが、参加された方々はみな真剣な表情で、時にメモを取りながら最後まで集中して聞いてくださってありがとうございました。
私自身、三親等以内に教員が6人(大学含めると7人)いて、内申点をつける側のロジックや教師側が求める生徒像というものは幼いころから見聞きしていました。
現代では個人情報の関係上、学校から仕事を持ち帰れなくなっていますが、昔はワープロでテストを作っている姿を眺めたりなんかもしていました。
内申点の取り方とテクニック的なタイトルにはなっていますが、勤勉で意欲的な生徒になるために必要な本質について話をさせていただいておりました。
今回から数回にわけて内申点講座で話した内容をいくつか掻い摘んでお話していきたいと思います。
きっと、皆さんの中学校生活のお役に立てると思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。
内申点の3要素とは?
「テストの点数」「提出物」「授業態度(学習意欲)」
内申点とは、「進学する際に、志望校に提出する調査書」です。
高校受験なら、中学校3年間の成績(内申点)と当日の学力検査の両方の点数の合計で合否を競います。
そのため、どれだけ学力検査で良い成績を収められたとしても、内申点が足りていなければ、ほかの受験生に比べて不利な戦いを強いられるのです。
つまり、高校受験は中学1年生の春にもう始まっているのです・・・。

以前のブログで文部科学省の出している学習指導要領の改訂について触れましたが、以前より「授業態度(学習意欲)」の比重が高まりました。
少し前なら、テストで100点をとれば、5段階評価で「5」がもらえることがほとんどでしたが、今では必ずしもそうとは言えない実態があります。
3要素をバランスよくとることが大事
「5」をとるためには「テストの点数」「提出物」「授業態度(学習意欲)」のすべてを高水準にする必要があります。
どれかがかけても「5」をとることは難しいです。
日ごろから課題を忘れずに出し、授業に真剣に臨み、テストでは高得点を取ることが「5」という最高評価を得るために必要なのです。
次回はこの3要素をより詳しく説明していきたいと思います。