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15分個別指導とは?
今回の夏期講習より新しい試み、15分個別指導を開始します!

15分個別指導とは、その名の通り15分間の個別指導になります。
夏期講習参加者には15分個別指導チケットが配布され、希望の時間に個別指導を予約することができます。(事前予約制)
15分個別指導の目的

成績が奮わない子に共通する特徴が、先生への質問をする習慣がないことです。
この15分個別チケットを活用して生徒たちに質問をする習慣を身に着けてもらいたいという思いで今回導入しました。
なぜ15分個別指導なのか?

通常の50分個別指導では解説と演習で「演習」が大部分を占めます。
佐藤塾では1対1の個別指導ですが、個別指導塾で同時に2人以上見る場合、丸付けと演習時間を除けば教えてもらっている時間がほとんどないという実態があります。
つまり、個別指導の「指導」に当たる部分は50分もないのです。
1つの疑問を解説し、理解してもらうためなら15分で十分に効果があります。
15分個別指導のメリット

15分個別指導ではあらかじめ質問を用意して参加することになります。
限られた時間の中ですので、その場で質問を考えているようでは何もできず終わってしまいます。
そのため、普段から質問を考えながら勉強する習慣が身に付きます。
これはフィンランド教育における批判的思考の習慣に当たります。
「なぜ?」の視点を身に着けてもらうことが15分個別指導の最大の目的です。

また、自分が何のどこがわからないか説明することができるようになります。
問題の最大の難所は、「何が問題なのか(わからないのか)わからない」という点にあります。
課題を自分自身で考えることができるようになれば、自分でPDCAサイクルをまわすことができるようになります。
それはつまり自発的な学習ができる状態ですので、普段の学習効果が大幅に改善されます。
15分個別指導を上手に活用する方法!

15分間という時間はわからないところを確認し、説明、さらに確認をするギリギリの時間配分になっています。
そのため、「質問は特にないです」と言っていたら、わからないところを一緒に探すところから始めなくてはなりません。これでは15分間はあっという間に終わってしまいます。
個別指導を予約したら、どこを教えてほしいのか自分の中で整理しておくようにしましょう。

〇〇ってどういう意味ですか~?
という聞き方で英単語の意味を聞いてくる塾生がたまにいますが、これはあまり良い質問とは言えません。
単語を意味を知りたければ辞書を引けば良いのです。先生を辞書代わりにしてはいけません。
良い質問というのは「自分で調べたけどよくわからなかった」ことを聞くことを指します。
一度自分で調べた(予習した)ところを解説されればより理解が深まりますが、1回聞いただけではなかなか理解は深まりません。
学校の授業でも言えることですが、予習は大切です。
質問するときは必ず自分で一度調べてからにしましょう。その習慣が身に付けばもうあなたは質問上手、勉強上手になっているはずです。

難問だと思って先生に質問してみたら、ちょっとしたアドバイスで「あっ」という間にわかってしまうこともあります。
そのため、質問を複数用意しておくことが大切です。
先生を捕まえてどんどん質問しよう!
先ほどもお伝えしましたが、15分個別指導中でなければ質問できないというわけでは全くございません。
自習時間にわからないところはどんどん先生に質問しましょう。
原先生:国語・英語
田巻先生:数学・物理
蓮沼先生:国語・英語

それぞれ専門科目がありますので、この科目は〇〇先生に質問しよう!などと先生を変えてみることもおすすめです。
もちろん、ここに書いていない科目も清水先生と原先生は対応可能ですので、どんどん質問してください。
15分個別指導チケットは使い切りましょう!
夏期講習中に15分個別指導チケットは使い切っていただきます。
消費は進んでいない子はこちらからお声がけさせていただきます。
理想は温存せず、夏期講習前半に使い切ってしまうことをお勧めします。使い切った後も質問はできますので、どんどん質問していきましょう。

自分で質問を考える習慣が身についた君はきっと夏期講習明けから大変身できると思います。
夏は自分を変えるチャンスです。
この夏、超進化できるよう一緒に頑張りましょう!