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新潟県内の高校倍率推移の予想

この動画は2020年に公開したものです。
予想通り人気校は倍率を上げてきました。
新潟市内では、新潟高校に追随する高校がカリキュラムや指導体制により力を入れ、人気の平準化が進み、逆に新潟高校普通科の倍率割れが起きるという現象が発生しました。
新潟市内は普通科校が長岡市などより多く存在し、またその大学受験を見据えた体制もしっかりしているため、受験生たちは幅広い選択肢を得ています。
一方、これは長岡市内では普通科校が限られており、大学受験まで考えるとさらに選択肢が限定されているためか、長岡高校の倍率が跳ね、過去よりも厳しい受験競争が展開されました。

これは新潟県高校入試に関わる過去の関連記事です。
長岡高校の倍率割れはもうない?
長岡高校理数科は過去に倍率割れ、つまり1.0倍未満になることがありました。
これはつまり受験をすればほぼ間違いなく合格できることを指します。
しかし、去年の倍率をみるともう倍率割れはないのではないか、と思えてきます。

受験生の皆さんやそのご家族には倍率は高校に入れるかどうかを分ける重要な関心事項だと思います。
しかし、高校の倍率を今から心配していても何も始まりません。
大切なのは、余裕をもって合格できるレベルの学力を目標にすることです。
受験生の成績は夏から伸びる

例年の受験生たちを見ていて言えることですが、夏からの成長は目を見張るものがあります。
普段、あまり真剣に勉強をしていなかった子も、受験が迫ってくると真剣に取り組み始めます。
しかし、ここで注意が必要なのは
夏はみんな頑張る時期なのです。
つまりライバルたちも成績を上げてきます。
特に部活動を一所懸命やっていた子の夏以降の爆発力はすさまじく、過去には5科目150点以上上げる子もいました。
周りがやっているとき、逆に勉強しないとどうなるか、想像はつくと思いますが、模試の偏差値がどんどん下がっていき、志望校を下げる結果になることもあります。
夏期講習中は倍率を気にしないで勉強に燃えよう!

先ほども申し上げたように、夏から受験生たちは成績を上げてきます。
これは今まで塾や模試に縁がなかった子たちの参戦も意味します。
なので夏前の模試の結果はあまり信用できません。
夏休み明けの模試結果が重要なのです。
(佐藤塾では8月27日に新潟県統一模試、8月28日に模試翌日解説講座があります。ここが勝負です)
大丈夫です。
今から真剣に取り組めば高校受験は報われます。
大学受験と違い、学習範囲が狭いことと、例年の出題傾向が決まっているので対策が容易です。
今はまだ小手先のテクニックに頼る時期ではありません。
方針を決め、とにかく知識を蓄える時期になります。
出題されるのはたった5科目。
1か月1科目と考えてもまだまだ時間はあります。
夏休み中は1日最低5時間は問題に真剣に取り組みましょう。
それで大きく成長できるはずです。
いよいよとなったら塾の先生に今年はどこが出題されるか聞いてみると良いです。
きっと教えてくれるはずです。

繰り返しになりますが、高校受験は対策が大学受験よりだいぶし易いです。
しっかりと方針を決め、正しい方法で勉強すれば必ず報われます。
これから暑い夏が来ますが、暑さに負けず自分に負けず本気で取り組みましょう!