Facebook創業者マーク・ザッカーバーグの父親流子育て

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みなさんはFacebookをやっていますか?
私は年に1度開くかどうかですが、一応やっています。

今や人と人を繋ぐのはSNSなしでは考えられない世の中になっています。
その良しあしの議論については次回に取っておいて、言わずと知られたFacebook創業者マーク・ザッカーバーグの父親の子育てについて今日は語っていきたいと思います。

マークは世界一の大学ハーバード大学に進学し、学生時代にFacebookを開発しました。
元々、Facebookはハーバード大学に通う学生のみが使用するためのものだったというから驚きです。
本当に優秀な人間は学生時代に何かを成し遂げます。
起業し、成功するので大学を中退するものが多いというからすごい話です。

もちろん、マークはハーバード大学を中退しました。かのマイクロソフト社のビル・ゲイツもハーバード大学を中退しましたし、アップルのジョブズもリード大学を中退しました。

一見リスクのある道のように思えますが、何かを成し遂げるにはリスク承知で進まなくてはなりません。それを本質的に理解しているか否かが本当の天才と私のような凡才との違いなのでしょうか?

話を戻しますが、マークは彼の父親によって育てられたそうです。
マークの父親エドワードは開業医で歯科医をしていました。

有名な話では、マークがバスケットボールを買ってほしいとエドワードに言ったときの話です。

エドワードは、「なんでバスケットがしたいんだい?」とマークに聞きます。
そしてマークが「みんながやってるから」と答えると、
「それではダメだ。みんながやっているからという理由ではボールは買ってあげない」と言ったそうです。

別の日、マークがフェンシングをやりたいと言ったときの話です。
マークは今度は「強くなりたいから」という理由でエドワードに頼み込みました。

するとエドワードは「よしわかった。それなら」と言ってすぐにフェンシングに必要なものや環境をマークに与えました。

この話から分かることは、エドワードは常に子どものやる気が本気か一時的なものかを見極めていたということです。
一時的なその場限りのやる気は認めませんでしたが、本気でやりたいと言っていることは最大限応援してあげる父親だったのです。

このやり取りから、マークは自分の中にあるモチベーションを自己分析することができるようになりました。
本気なのか、本気じゃないのか。

友達がやっているからとか、なんとなくやってみたい程度のやる気では覚悟も伴わないので、何も成し遂げることはできないということです。
逆に、本気でやりたいと思えることが見つかったら迷わず進めるメンタリティも培いました。

何かをするときに、その行為が継続するかどうかは動機に依存します。
何かを成し遂げるときは、まずはモチベーションが重要なのです。

そこをしっかり吟味しないで行動を始めると大概途中でやめてしまったり、ちょっとした障害であきらめてしまいます。

これは受験にも言えることです。
本気でそこに行きたいと思った人の努力は継続するので実を結ぶことが多いです。
しかし、なんとなく、友達がみんなそこに行くから、世間体が気になって、とか軽い動機だと努力は継続できず、残念な結果となってしまうことが多いです。

まずはモチベーションをしっかり持つことが大切です。

しばし、親や教師の役割はつまるところ子どもにモチベーションを与えることに尽きるのではないかと思います。
子どもが道を進むか迷っているとき、その先にある何かを想像させ進ませるのは親や教師の役割です。

例えば「大学なんていかなくてもいい」と言っている子がいたら、大学に行くメリットを説明しそれがいかに自分の人生を豊かにするかを教えるのも親や教師の役目です。
大人もそうですが、未来のことはわかりません。

今進んでいる道の先に、大きな崖があったとしても本人では気が付けないこともあります。
そこで正しい道を示し、その道を進ませるのが親や教師の役目です。
「遊んでばかりいると大人になって苦労するよ」
「今勉強しておかないと後で後悔するよ」
こういった声掛けが大切なのです。

また進む道が険しく、困難なものであるときは子どもを励まし、その先にあるもののすばらしさを伝えることも必要です。
「いいね、その調子だよ!」
「あと少しだ!」
「君ならできる!」
「努力は報われる!」

親や教師は子どもに一生ついていくことはできません。
しかし、彼らが将来困難に直面した時、恐れず前に進めるかはそれまでの経験に依存します。

子どものやる気を見極め、本気の時は全力でサポートすることが大切なのだと、エドワード・ザッカーバーグの話を聞いて思いました。

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