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※この記事は2020年に書かれたものです(2024年6月3日加筆)
今回のお話は、意外と知られていない高校受験の実態についてです。
まず、質問です。
あなたは中学3年生です。
高校受験の当日、試験会場に行きますか?
行きませんか?
信じられないような質問ですが、去年
長岡大手高校を受験した人の約12%がこの質問に対して
『行きません』という回答をしているのです。
びっくりしましたか?
私も初めて知った時は驚きました。
2019年の長岡大手高校の志願者数は291名、うち受験会場まで来たのが257名です。
つまり34名は受験していないことになります。
34名というと1クラス分くらいですよね?
その人数が受験していないというのはにわかには信じられませんが、事実です。
令和2年は34名が欠席でしたが、令和1年(平成31年)も同じく34名が欠席です。
平成30年は29名が欠席でした。
この現象は長岡大手高校に限りません。
同じく高倍率の長岡向陵高校も令和2年は8名、令和1年(平成31年)は16名が受験をしていません。
つまり試験会場にたどり着くだけで労せず順位が上がるのが、高校受験なのです。
頑張って会場に行くだけでです。
ちなみに長岡高校は毎年1名前後の欠席者がいます。
(長岡大手高校も家政科は例年欠席者ほぼ0です)
見せかけの高倍率に騙されてはいけません。
現に、受験者数で見たときの倍率は、長岡大手高校令和2年は1.07倍です。
これは高倍率と呼べるものではありません。
(倍率は志願者数と定員の割合で出すものだからです)
会場に行かなかった方々には、事情があるのだと思いますが、受験は会場に行き、テストを受けなければ合格できません。
この志願者数と受験者数の乖離の原因で思い当たることが1つだけありますが、裏付けがとれないのでここでは語りません。
どんなに不安でも、どんなに高倍率でも、受験をすることが合格への第一歩です。
見せかけの数字に騙されず、情報を疑い、真実を探す目が受験には必要です。
自分を信じて最後まで頑張りぬきましょう。
ちなみに大学受験の場合、浪人生や早々に浪人を決定している人が一定数いることから、欠席者の数は更に上がります。
やってみなきゃわからないのが、受験です。
ギリギリではなく、トップ合格するつもりで、残りの期間全力投球していきましょう。
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