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佐藤亮子さんvs薄井シンシアさんの討論番組!
https://newspicks.com/movie-series/86?movieId=1758
基礎学力を重視した日本式教育か?
それとも、個性を尊重したアメリカ式教育か?
今回は、日本式教育で4人の子ども全員が東大理IIIに合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんと、アメリカ式教育で娘をハーバード大学合格へと導いた薄井シンシアさんがゲストに登場。
点数が基準となる日本の教育は”フェア”であると佐藤ママが主張する一方、格差の存在を前提に”多様性”を重んじる教育が必要だと訴える薄井さんが大討論を繰り広げます。
さらに議論は、「日本人の学力」や「グローバル人材の教育」へと展開。 また番組後半では、MC加藤が自ら議論に参戦する場面も… ※ライブ配信、オンデマンドは有料会員のみご視聴できます。
出演者:佐藤亮子 / Cynthia Usui 薄井シンシア /加藤浩次 Official
知らない人のために:『佐藤亮子さん』はどんな人?
今更説明するまでもないお方ですが、一応簡単に説明すると
『息子さん3人、娘さん1人を全員東京大学理科三類に合格させたカリスマ主婦』です。
佐藤亮子さんの著書はほとんど持っています。
オンラインサロンにも以前は参加していました。
佐藤亮子さんのすごいエピソード
・子育てをするために退職(元々学校の英語の先生)
・長男妊娠中に小学校全学年・全教科の教科書を買い込んで熟読
・3歳までに絵本1万冊、童謡1万曲を読み聞かせ
・高校生の娘さんの髪を洗ってあげて、その時間に単語暗記をする
・毎朝4時半起きで子どもの仕度、家事(弁護士のご主人は箸一本洗わないと以前newspicksの別番組で発言)
ここに書いたのはごくごく1部です。
佐藤亮子さんの著書の中で印象的だった言葉は
「子育てについて全責任を負うからと言って、夫には一切口出しさせなかった」というものです。
子育てを分業ではなく、専業として取り組み、4人ものお子さんを育て上げました。
一見、厳しそうな方だと思われがちですが、オンラインサロンでは、1人1人の質問に真摯に向き合い、答えてくれるとても優しい方です。
人によって指導方法については是非があるかもしれませんが、4人ものお子さんをほぼ1人で育てたという実績には同じ親として敬服せずにはいられません。
知らない人のために:『薄井シンシアさん』はどんな人?
こちらはなんと娘さんをハーバード、イエール、プリンストン大学に合格させたママです。
8校あるアイビー・リーグのうち、3つを合格したというこちらも規格外の実績です。ご自身は華僑で、ご主人が外務省勤務の官僚です。
アメリカ式と2Sidesでは紹介されていますが、それだけではなく東南アジアを転々とされ、非常に多様な環境下で様々な教育を実践されています。
上記の著書『ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか』は随所に可愛らしいイラスト(漫画)が挿入されており、びっくりするほどわかりやすく、読みやすい本になっています。
アイビー・リーグとは ?
アメリカ合衆国北東部にある8つの私立大学の総称。米国の政財界・学界・法曹界をリードする卒業生を数多く輩出しており、米国社会では伝統的に「東海岸の裕福な私立エリート校グループ」と捉えられている。構成大学はブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学[9]。いずれも各種ランキングで全米トップクラスに位置する難関校とみなされている。
薄井シンシアさんのすごいエピソード
・アイディアにあふれた子育て
・子どもの想像力を尊重した子育て
子どもに基礎学力を徹底的に身に着けさせる佐藤亮子さんの教育とは打って変わり、薄井シンシアさんの子育ては個性・多様性・自主性を重視した子育てです。
美術館で絵葉書を買い、同じ絵を探す宝探しゲームはとても楽しそうなので、私も子どもに真似してみましたところ大好評でした笑
幼い子どもには自分の「世界」があり、それを尊重して付き合う度量が薄井シンシアさんの子育てにはありました。
きっと、薄井シンシアさんの娘さんは幸せだっただろうなとこの本を読んでいて思いました。
東京大学vsハーバード大学はどちらが上?
しばし、物議を醸しだす議題ですが入試問題の難易度に関しては「東京大学」に軍配が上がると思われます。
逆にハーバード大学は、筆記だけではなく総合的な能力を判断するため、座学一本では合格できない難しさもあります。(4年間で数千万円の学費が必要なことも入学が困難な要因の1つ)
世界大学ランキングなどでは圧倒的にハーバード大学が上とされていますが、比較項目が論文の引用数や大学の設備など、英語圏とそうでなかったり、私立と国立など条件が異なるため一概には言えないと思われます。
入試問題の難易度に関してのみ言えば、日本の大学の入試問題は世界的にも非常に難しく、ハーバード大学に入る秀才でも解けない問題が多いともいわれています(特に数学)
中国の科挙の流れを汲むアジアの入試制度と、西洋の入試制度では歴史的背景も存在意義も大きく異なるためです。
高い学力を求める東京大学と、リベラルで多様性を尊重するアイビーリーグではそもそも土俵が異なるのです。
優秀な官僚を作ることを目的とした大学と、世界にインパクトを与える人材を輩出することを目的とした大学では「優秀さ」の定義が異なるのです。
メディアを利用して教育情報を収集しよう!
2つの頂上を極めた2人がそれぞれの主張をぶつけ合います。再現性の有無については保証しかねますが、普段の子育てに活かせるヒントが必ずこの番組にあります。
newspicksでは過去にも数多く教育に関するテーマについて議論され、その分野の第一人者たちが闊達な議論が繰り広げられています。
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