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「塾ナビ」掲載終了のお知らせ
「佐藤塾 長岡校」は2024年10月いっぱいをもちまして塾ナビへの掲載を終了いたします。
開校当初より塾ナビさんにはお世話になっておりましたが、この度掲載をやめる運びとなりました。
開校当初は長岡市内の総合ランキングが「圏外(11位以下)」だった佐藤塾ですが、10/8本日時点では総合ランキング8位、集団指導塾ランキングでは2位(小学生・中学生)、集団指導の高校生ランキングでは1位と一時期では考えられないほど順位は順調に伸び続けました。
これもひとえにご理解とご支援をいただいている保護者様・塾生、そして地域の皆様のおかげだと思います。
今年度始まった当初ではランキングも10位そこそこだったことを考えれば、今こそ伸び盛りであり、ここでの掲載終了は不自然な選択と思えます。
また開校以来多くの塾生さんたちが塾ナビを経由して無料体験・ご入塾くださいました。
なのになぜ今?
と思われるかと思いましたので、ここに書かせていただきたいと思います。
ご興味のある方だけお読みください。大部分の方にはあまり興味のない内容だと思います。
掲載終了の理由は大きく2つございます
理由①:「佐藤塾+」の開始
すでに動画で佐藤塾+については詳しく解説させていただいておりますので、内容については触れませんが、「佐藤塾+」は開校当初より私どもの悲願とも呼べるサービスでした。(おもに私)
これまで数多くの学習塾の実態を見てきて、個別指導塾の抱える課題。
そして集団指導塾を実際にやってみて感じる課題。
様々な課題が学習塾業界全体に存在します。
それらを1つ1つ解決していき、新潟の子どもたちにより良い教育を届けることが私の夢でした。
東京や京都にはあるのに、新潟にはない。
そう思うものが私にはたくさんありました。その1つが「自分の子どもを預けたいと思える塾」でした。
内側にいないとわからない様々な問題がこの塾業界にはあります。
私自身、生徒側だった時は違和感こそ感じても、それが何なのか知るすべはありませんでした。
転機となったのは、大学時代アルバイトをした全国展開された個別指導塾での経験と、就職活動の最中にいくつか大手塾の説明会に参加し見聞きした時でした。
その辺を話すと長くなりますので、割愛いたします笑
とにかく塾本位なサービスではなく、生徒・保護者様によってより良い教育とは何なのかということを考え、提供することを目指しました。
そして今回、「佐藤塾+」の導入によりその第一歩が踏み出せたと考えております。
まだほかにも拡充したい要素がありますので、日々改善を加えていきたいと思いますが、現時点で私の考えうる誰にとっても良い、成績の上がるサービスだと思います。
この先、10年20年と時が経った未来でもこの「佐藤塾+」が必要な方はきっといると信じています。
そして「佐藤塾+」で成績を伸ばし、自己肯定感を上げる子どもたちが次々と現れることも確信しております。
前置きが長くなりましたが、今回「佐藤塾+」を更により良いものとしていき、新潟の子どもたちにお力添えすることに注力したい。というのが1つ目の理由でございます。
理由②:目の前の子どもたちに
1つ目の理由と一部重複してしまうのですが、「佐藤塾+」はただ集団授業を見て、マンツーマンの個別指導を受ければ完結するものではありません。
授業以外でのフォローアップや、授業自体の作りこみが求められます。
もっと良い授業を。
もっと良い指導を。
先生1人1人の自己研鑽もこれまで以上に必要になりますし、目の前の子どもたちにより注力してあげたいという思いは先生全員に共通しています。
現在、先生方の仕事の大部分は「授業準備」「生徒状況の確認」「質問対応」です。
授業準備は言わずもがな、佐藤塾の先生たちは塾生1人1人の成績や得手不得手、性格、今後の対応など真剣に話し合っています。
なかなか勉強に身が入らない子にはどのタイミングで誰がどう声掛けをするかまで話し合っています。そしてそこには保護者様との情報共有、連携が欠かせません。
実はよく連絡をくださる保護者様ですと、こちらとしてもその子への取り組みを報告できてありがたかったりします。
もちろん、面談の際にもご報告差し上げてはいるのですが、ご家庭での様子や学校での話など、些細なことでもお教えいただけるのは非常にありがたいです。
授業中、ぼーっとしている子がいたら注意はするのですが、そのぼーっとしている理由が「部活で疲れているから」なのか「夜ゲームして寝不足」なのかでは全然話が違います。
子どもたちとのすれ違いを生まないためにも、些細なことでも教えていただけるとすごく助かります。
また前置きが長くなりましたが、目の前の子どもたちへ全力投球するため、塾ナビの対応を無くすことに決めました。
「サービス向上」のために「集客」を犠牲にするのは正気の沙汰ではないと言われてしまいそうですが、逆に今最も優先すべきは目の前の子どもたちへの関わりだと思います。
佐藤塾は「設備」「宣伝」より「先生の質」を優先して開校されました。
開校初年度は塾の前に看板も出していませんでした。
清水先生と原先生の奮闘もあり、塾生たちの成績はめきめき上がり、長岡市で最大規模の東北中学校学年1位を輩出し、数ヶ月で劇的な成長を遂げる子どもたちにも数多く出会ってきました。
しかし、その一方、その授業をお届けできる子は非常に限られていました。
佐藤塾の宣伝といえば、私が趣味で書いているブログぐらいで、それも佐藤塾のHPにあるので、世の中の人にはほとんど届いていませんでした。
そのブログにたどり着く保護者様は本当に教育にご理解のある保護者様方だったと思います。
良い授業を作っても、それが届かないのでは意味がない。
そう思い、「塾ナビ」への掲載や看板広告を出し始めたのは数年前からでした。
そして今年、最新型の電子黒板を導入し、アーカイブス視聴の利便性を向上させ、「設備」についても大きく前進しました。
「良いサービスを作る努力」と「それを届ける努力」そのどちらが欠けても塾は成り立ちません。
竹馬の右左のようにどちらかばかりになってはいけないのです。
私は「良いサービスを作る努力」こそ今の塾業界に必要と考え、そこに注力してまいりましたが、昨今はyoutubeチャンネルを本格始動させるなど「それを届ける努力」を進めてきました。
まだどちらも道半ばではありますが、本当にやりたいことは「新潟の子どもたちにとってより良い教育を提供すること」です。
「それを届ける努力」が少しは前進した今、私の心に語り掛ける言葉があります。
「もうええでしょ」…と。
「佐藤塾+」の映像授業は、集団指導と紐づいていますので、集団指導の内容をより拡充させることが目の前の子どもたちへの貢献となります。
また新たな先生方にも加わってもらい、より1人1人のニーズに応えられるようになりました。
更に言えば私自身、もっと教壇に立つ時間を増やしたいと考えております。
すでにうちには清水先生と原先生の二枚看板がおりますので、入る余地はないかも知れませんが、私自身、もっと子どもたちに伝えたい知識があります。
授業でなくともセミナー形式などでゲリラ的に話す機会を設けることも画策しております。
実はそれもずっと前から考えていたことでした。既存の学校教育では補えない部分を自分なら補えるのではないか、なんて大それたことも考えていました。
余談がかなり多かったかも知れませんが、「塾ナビ」の掲載をやめ、その対応に費やしていた時間を目の前の子どもたちにもっと使うため今回このような選択となりました。
長岡校では10/20(日)にはハロウィンイベントがございます。
新しいボードゲームやおいしい昼食も用意しています。
「このゲーム絶対盛り上がるでしょ!」
「みんな何食べたいかなー?」
そんな話を清水先生としている時間が案外一番幸せなのかも知れません。