【中1向け】前期期末テストで成績が下がった人は要注意!?

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中学1年生の最初のテスト結果が3年間の成績? (関連記事)

目次

テストの難易度はどんどん上がる?

これは中学校の定期テストに限りませんが、『年齢が上がるにつれてテストはどんどん難しくなっていきます』

中学3年生にとって小学1年生の足し算が簡単に感じるように、年々テストは難しくなり、それに応じた勉強量が必要になってきます。

そしてそれは1年間のうちにおいても同じことが言えます。

中間テストより期末テストが難しく、春より冬の方が難しいのがテストです。

当然、中間テストと同じ勉強量で期末テストを受けたら点数は下がります。

そして中学1年生より中学2年生が、中学2年生より中学3年生のテストが難しくなります。

中学生に1日にすべき勉強時間を尋ねられたことがあります。
「学年+1時間」は最低勉強するよう伝えました。

上の動画でもお話していますが、同じように勉強していたら「成績はできて現状維持」「通常は徐々に下がる」ものです。

さらに言えば「勉強以外の習い事を増やしたり」「部活動の時間を増やせば
当然、成績は加速度的に下がり続けます。

勉強には質も重要ですが、『量』が大前提です。

特に中学生までの勉強であれば勉強不足でなければ450点まではいける難易度になっています。

何年先を見据えて勉強する?

定期テストや模試などは数ヶ月のスパンでやってきますが、大学入試は18歳の年に受けることになります。

中学1年生なら5年後、中学3年生なら3年後です。

昨今、共通テストの難化が話題になっていますが、実際にその問題を解いたことがある人はそれほど多くないでしょう。事実、高校生の塾生たちに質問しても高校2年生以下は問題を見た事すらないと言います。残念ながら。

まだそのレベルにないと思っても、一度解いてみることが大切です。
そこで打ちのめされてもまだまだ時間はあります。
問題は打ちのめされる時期が後になってしまうことです。

保護者様の中にはセンター試験を経験された方もいらっしゃるかと思いますが、当時とのレベルの差は歴然です。
(国公立大学進学する場合、ほとんどの人が共通テストを受ける必要があります。私立大学も一部の大学は共通テストを必要としています)

私はセンター試験の数学1・A、2・Bは両方とも100点でした。

しかし、今の共通テスト数学を実際に解いてみても同じような点数は取れません。

それは計算力が落ちていることもあるでしょうが、仮に当時の私が解いたとしても9割を超えることは無いと断言できるほど今の共通テスト数学は難しくなっています。正確には時間が足りなくなってしまうでしょう。80分もらえるならあるいは・・・

体感として二回り、いや三回りは難しくなっている印象です。

共通テスト2022数学のむずかしさについてはキャストダイスさんが紹介されていますので、よろしければ参考までにご覧ください。

将来を見据え、目の前のテストに全力を注ごう!

共通テストの難しさをご紹介しましたが、まずは目の前のテストにベストを尽くすことが大切です。

しかし、目の前の定期テストだけを見て勉強するのではなく、先を見据えて勉強することも必要です。

子どもの頃難しいと思っていたことが、歳を重ねて容易くできるようになることは多いと思いますが、今から数年後に自分がどうなっていなくてはならないのかイメージしながら今と向き合うことが視座を上げてくれることに繋がります。

勉強ができるようになるためには、まず勉強をしよう

そしてどんどん勉強時間を増やそう!

世界一の大富豪にもなったことのある「イーロン・マスク」は週に120時間労働も苦にしないほど働くそうです。

かの大谷翔平も、お酒を飲みに行く暇があったら睡眠時間と練習時間をしっかりと確保します。そのため、先輩から誘われても飲みにはいかないそうです。

一流と三流を分ける明確な線引きは、プライベートと仕事(野球)の両立なんて気にしないほど何かに時間をささげることができるかどうかです。

私は勉強も同じだと思います。悲しいかな、テストの難易度は年々上昇し、ここまでやったら大丈夫というラインは存在しません。

人生と同じで走り続けなくてはならないのです。

そのためテストが終わったらか遊ぶ、遊んでから勉強するという認識がそもそもの間違いで

「勉強は呼吸と同じように常にするもの」なのです。

昨日たくさんしたから今日はしないなんてことは通用しません。

勉強はやればやっただけ成果が上がりますし、将来を支えてくれる心強い味方にもなります。

しかし、もし勉強を怠ったら成績はどんどん下がり続けてしまいます。

そして遅れを取り戻すにはその3~4倍の努力と時間が必要になります。

将来楽をするために今頑張る。

去年卒業した中学3年生たちの中には週6日塾に来て自習していた子たちもいました。

高校進学後、たまに顔を見せてくれて今の成績を自慢げに報告してくれます。

中学時代は伸び悩んでいた時期もありましたが、その時の努力が今にも繋がって花開いています。

最後にハーバード大学の図書館に書かれた(とされる)
落書きの言葉を贈ります。

“The earliest moment is when you think it’s too late.”
(物事に取りかかるべき)一番早い時は、あなたが「遅かった」と思った瞬間である。

“Stop walking today and you’ll have to run tomorrow.”
今日歩くのを止めれば、明日からは走るしかない。

“The pain of study is temporary; the pain of not study is lifelong.”
勉強に励む苦しさは今だけであり、勉強しなかった苦しさは一生続く。

“Studying is just one little part of your life; loosing it leads to loosing the whole life.”
学習は人生の全てではないが、人生の一部として続くものである。

“You never lack time to study; you just lack the efforts.”
勉強するのに足りないのは時間ではない。努力だ。

“Today you wasted is tomorrow loser wanted.”
あなたが無駄にした今日はどれだけの人が願っても叶わなかった未来である。(意訳)

“Sleep now and a dream will come out; Study now and a dream will come true.”
今居眠りすれば、あなたは夢をみる。今学習すれば、あなたは夢が叶う。

どれも過去の自分に教えてやりたい言葉です。
でも今頑張るしかないんで今自分に言い聞かせています。

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