成績が上がるまでの3ヵ月の山とは?

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今回は『成績が上がるには最低でも3か月かかること』についてお話していきたいと思います。

よく「こんなに勉強したのにこれしか成績伸びなかった(もしくは全く成績が伸びなかった、むしろ落ちた)」という人がいます。

頑張ろうと奮起して、机に向かったのに成績が全く伸びなかった。
そんな経験ありませんか?

勉強の成果は、
最低でも3か月かかってから少しずつ出てきます。

成績に反映されてくるのは、勉強してすぐではありません。
範囲がごく限定されている小テストなどを除くと、勉強の成果は通常で半年、早くて3か月で出てきます。
それまでは、成績が上がっていないのに、勉強だけを続けるつらい時期になります。
でも、そこで勉強をやめてしまうとリセットされてしまいます。

勉強はダイエットとよく似ていますね。
走り始めて5分でやせることはありません。
少なくとも20分は走らないと、脂肪は燃焼されません。
また1日だけがんばっても大きな成果は得られません。

ダイエットなら、毎日30分のランニングを続ければ効果があるでしょう。
しかし、すぐに痩せないからと言って、走ることをやめてしまってはダイエットを始める前に戻ってしまいます。

勉強もダイエットも一時的な努力で成果に結びつくものではないのです。

私の話を少ししましょう。

私は浪人時代、センター試験科目の地理Bを一所懸命勉強しました。
地理に苦手意識のある私は、地理の勉強を他の科目の3倍時間をかけて勉強しました。
現役時代は68点です。
いよいよ迎えた本番、私がとった点数は70点でした。

膝から崩れ落ちたのを覚えています。
1年間勉強してこの点数しか取れなかったことをとても、悔しく思いました。
センター直前に2週間だけ勉強した政経は96点でした。
直前の模試まで50点しか取れなかったのにです。

なのに、一番勉強した科目で私は点数が取れなかったのです。
とても悲しかったのを覚えています。

落ち込む私に当時の塾の先生がこう言ってきました。
「現役時代の68点はまぐれの点数だ。でも今回の70点はお前が実力で取った点数だ。誇っていい。実力は確実についていたはず」

この言葉に私は救われました。

勉強というものは、氷山のようなもので海面に出ている部分は全体のほんの一部です。
その一部の下には膨大な努力の時間があります。

いつか、海面に顔を出す日が来ること信じて努力を続けなければ一生日の光を拝むことはできません。
受験生で合格する人は、最後まで自分を信じて努力を続けた人だけです。
直前までE判定でも、「必ず合格できる!」

と信じた人には奇跡が起こります。

ある日急に、英文がすらすら読めるようになった。
数学の解法が瞬時に頭の中に浮かぶようになった。

これは多くの受験生が体験している事実です。
最後まであきらめず、勉強を続ければ必ずその日はきます。

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