2023年12月指導報告(新潟校)

この記事は佐藤塾に通う塾生・保護者様向けの内容になります。
日々の学習状況をご確認いただき、ご家庭でのお子さんとの会話にご活用ください。

新潟校では毎週水曜日に国語以外の科目を解説する「自律学習」の時間を設けています。
定期テスト前には各中学校の過去問を演習することで点数アップを目指します。

目次

中学1年生

12月7日

作中で用いられる言葉の意味

随筆などではしばしば作中でのみ使用される意味の言葉が存在します。
今回の演習では「みかんの木」でした。

「みかん」が何を指していて、「みかんの木」が何を指しているのかを的確に捉えないことには正確な読解はできません。
時として自分で図や絵を描いて視覚的に把握するなどのやり方もおすすめです。

論説文では2本の軸で展開されることが多いので、どちらの軸の属しているのか整理しながら読むことも有効です。

斎藤美津子「きき方の理論―続・話しことばの科学」
外山滋比古「実のある話」

12月14日

倒置法

倒置法の使い方について確認しました。
倒置法は述語が主語のや修飾語の前にくるものですが、その使用目的についても知っておく必要があります。

そしてそれが文中でどのような役割を持つのかもです。

初めて習う話が多かったですが、真剣に聞いて理解してくれていました。

高田宏「森へ行く日」
三木卓「海辺の博物誌」
石井桃子「幼ものがたり」

12月21日

字数指定のない記述問題

一般的に記述問題は字数の指定があります。
100字以内と言われるとそれは困難な事のように感じるかも知れませんが、その指定自体がヒントになっていると考えることもできます。

今回やった問題のように逆に字数指定のないものになると、真にどこが重要なものなのかより真剣に見定めることが求められます。
新しいタイプの訓練になったと思います。

川上弘美「あるようなないような」
辻仁成「そこに僕はいた」
齋藤孝「読書力」

中学3年生

12月8日

広中平祐「生きること 学ぶこと」
宮脇昭「緑の証言」
梅原猛「日常の思想」
武田清子「わたしたちと世界」

12月15日

類義語・対義語・ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語

基礎的な語彙力を高めることも重要です。
焦らずわからないことは1つずつ埋めて知識を増やしていきましょう。

12月22日

類義語・対義語・ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語

日常であまり使わない言葉が多いですが、あえて使ってみることで覚えが良くなることもあります。

言葉なのでまずは使ってみましょう!

高校生

12月7日

2つの文章の要約

2つの文章を読みそれぞれに挙げられている要素を抜き出す練習をしました。

この手の記述問題は練習を積まないとなかなか思うような回答が作れません。
難しいかも知れませんが、少しずつコツをつかんでいきましょう。

上念司「地方は消滅しない!」
高橋洋一「未来年表 人口減少危機論のウソ」

12月14日

作中で用いられる言葉の意味

今回は作中で使われた「水路付け」というものがどういうことを指すのかを問う問題でした。
前後の文脈を捉えながら1つずつ整理しながら読み進める必要があります。

いきなり異なる意味の言葉で言い換えて来たりもいますので、慎重に整理しながら読みましょう。

福岡伸一「世界は分けてもわからない」

12月21日

接続詞

文章全体から見た時、どの段落から段落までが1つのまとまりになっているのか把握する必要があります。

それぞれの段落の役割を知るうえで接続詞は良いヒントになります。
全ての接続詞についてしっかり覚えていきましょう。

鈴木孝夫「ことばと文化」

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