2023年9月指導報告(新潟校)

この記事は佐藤塾に通う塾生・保護者様向けの内容になります。
日々の学習状況をご確認いただき、ご家庭でのお子さんとの会話にご活用ください。

新潟校では毎週水曜日に国語以外の科目を解説する「自律学習」の時間を設けています。
定期テスト前には各中学校の過去問を演習することで点数アップを目指します。

目次

中学1年生

9月21日

場面変化

文学的文章では時間、場所、登場人物、心情などで段落が分かれます。
本文を読み進める中で、それぞれのシーンを分類しながら読解をすることが肝要です。

解説をよく聞き、理解してくださったと思います。

9月28日

理由の記述

記述問題で字数を指定され、理由を書く問題は頻出です。
これを解く際に気を付けなくてはならないことがあります。それは「理由」と「理由の要因」の違いです。

しばし、具体的な要因を理由と混同して記述してしまい、本来書くべきものが抜けてしまうことがあります。
これらの違いについては一度知れば容易に理解できますので、丁寧に解説しました。

中学3年生

9月1日

テスト対策(俳句)

テスト範囲の俳句について演習と解説を行いました。

「切れ字」「体言止め」など基本的な言葉の意味から1つ1つ確認しました。
「けり」には詠嘆と過去の意味があります。
よく「けりをつける」という言葉が日常でも使われますが、これは「蹴り」ではなく助動詞の「けり」であることなどの周辺情報も解説しました。

9月8日

熟語

漢文の基礎的な知識から確認していきました。
高校以降は書き下し文なしで読解しなくてはなりませんが、中学生までは書き下し文があることが多いので落ち着いて取り組めば得点が取れるはずです。

先々必要になる知識も含めて解説しました。

9月15日

説明的文章

本文の構成を捉える練習を行いました。
まず冒頭には論旨が多くの場合ありますが、その後の文章との関係性を見極める必要があります。

問題演習を通して構造をよく理解してくれたと思います。

9月22日

入試問題解説

高校入試問題を用いて演習と解説を行いました。

しばし、本文中のみで用いられる「造語」が登場しますが、それが何を指しているのか、どういった意味を含有しているのかについて読解中に理解しまとめておく必要があります。

筆者がわざわざ言葉を作った理由について考えることも重要です。

9月29日

入試問題解説

高校入試問題を用いて演習と解説を行いました。

古文や近世以前の内容を書いた小説などでは、肩書が名前の代わりとして用いられ、同じ人に対する呼称が複数存在するケースが多くあります。
セリフや動作が誰のものなのかを追わないと正しい読解にはなりません。

注意すべき点をいくつか解説しました。

高校生

9月7日

評論文・小説

評論文と小説の問題演習と解説を行いました。
共通テストで高得点を取るためには限られた時間で効率的に読解することが求められます。

何度も読み返している時間はありませんので、マーキングをして自分が解答するときに迷わないよう準備しておくことが肝要です。
また文中に出てくる言葉の意味は前提条件として知っていなくてはなりません。

授業の合間合間に用語の解説を行いますので、しっかり知識を増やしていきましょう。

9月14日

随筆

接続詞の扱いについて詳しく解説しました。
添加と並列の違いを明確に説明できる人は多くないはずです。

それぞれの性質を理解し、接続詞を答える問題を素早く正解できることは、点数以上に持ち時間的にもアドバンテージがあります。

配点の大小に惑わされず、時間をかけるべき問題に時間を残せるよう、配点の小さい問題でも的確に答えらえるようにしていきましょう。

9月21日

記述問題の解き方

選択問題はスピーディに解けるのに、記述になった途端固まってしまう子が少なくありません。

しかし、記述も選択も基本は全く同じです。
正しく読解が出来れば記述でも迷わないはずです。

ただ記述の場合、問題から得られる答えへの誘導(情報)が限られているため、問題が何を聞いているのかを正しく把握できなければ地図の無い旅に出てしまうことになります。

記述問題の解答を見た時に、どの要素が不可欠なのか、他の書き方では不正解なのかなど、解答例を複数こちらから提示し、それぞれの要素・差異を理解してもらいました。

訓練が必要ですが、繰り返し演習し、少しずつ理解を深めていきましょう。

9月28日

対比

評論文では2つの概念を様々な言葉で対比して結論に近づく手法がしばし存在します。

当然ですが、筆者の一方向から述べられた文章に説得力はありません。
文章が書かれた理由から考えれば自明ではありますが、相反する概念を交互に考え、最終的には筆者の考えにたどり着きます。

時に余白にマトリックスを書き、対立構造にあるものを整理しながら読み進めることも有効です。

問題の難易度は高いかも知れませんが、着実に力はついてきていますので、落ち着いて目の前の問題に集中して取り組んでいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次