2024年6月指導報告(新潟校)

この記事は佐藤塾に通う塾生・保護者様向けの内容になります。
日々の学習状況をご確認いただき、ご家庭でのお子さんとの会話にご活用ください。

目次

中学2年生

6月6日

小説

心情変化の理由を書く記述問題を解きました。
字数指定が多い問題でもしっかりと自分なりの理屈をもって回答できていました。
雨鱒の川では登場人物のキャラクターがつかみ切れていないところがありましたが、小説のようなフィクションでは登場人物はデフォルメされたキャラクター像で書かれていますので、「自分だったら~」ではなく「Aというキャラクターはこういう性格」と理解して解くことが肝要です。
これが得意になるにはやはりフィクションに多く触れ、テンプレートを理解することが一番の近道だと思います。小説を多く読みましょう。

朝日壮吉「秋空晴れて」
三浦哲郎「素顔」
川上健一「雨鱒の川」

6月13日

小説・論説文

論説文の読解スピードが大変すばらしいです。
今回は森毅先生の文章が出てきましたので森先生の著書についてもいくつか紹介しました。
国語の学習をすることはただ読解力・表現力を向上させるだけに留まりません。
このようにいくつもの名著に自然と触れることができます。
漫然と読み解くだけでなく、文章の中身もしっかり吸収していきましょう。

吉行淳之介「子供の領分」
樋口清之「逆ねじの思想」
三木清「読書と人生」
小原二郎「日本人と木の文化」
森毅「ほんにゃら数学のすすめ」
森田良行「日本語をみがく小辞典」

6月20日

説明的文章

前回の森毅先生に続き、今回は湯川秀樹先生の著書の内容でした。
抽象度の高い文章ですが、文中で用いられている言葉が何を指しているのか、何を言い換えているのかを都度確認しながら読み進めていきましょう。
矢印を引いて整理するのも良いですし、自分の言葉で要約することも良いです。

外山滋比古「ことわざの論理」
湯川秀樹「心ゆたかに」
森本哲郎「日本語 表と裏」

6月27日

説明的文章

Siriusも進み中盤が終わろうとしています。
そのため文章量も増え、問題もより難しいものになってきています。
数をこなすことも重要ですが、長い文章を読み解く練習も重要です。
共通テストの国語も文章量が年々増えていますので、時間を意識し、整理しながら読み解く練習も今からしていきましょう。

内山節「森にかよう道」
阿久悠「ガラスの小びん」

高校生

6月6日

再読文字

「未」「猶」について解説・演習しました。
例題を解く中でこれまで習った内容の復習もしっかりしていきましょう。

6月13日

再読文字

「蓋」について解説・演習しました。
今回で再読文字はすべて終わりました。
再読文字の練習問題も多めに解きましたので、皆さんも再読文字の読み方が分かってきたと思います。
随時復習をしながら理解を深めていきましょう。

6月20日

否定

「不」「非」「無」について解説・演習を行いました。
否定といっても使い方がそれぞれ異なりますので、混同しないようしっかり理解していきましょう。

6月27日

二重否定

二重否定について解説・演習を行いました。
誤訳をしやすい範囲ですので、演習問題を多めにして理解を深めてもらいました。
次回は副詞を伴う二重否定です。

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